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ドライヤーは何年使える? “焦げ臭いにおい”がしたら使っちゃダメ? 美容師に聞く「買い替えのサイン」

オトナンサー / 2025年1月19日 21時10分

ドライヤーは何年使える?

 入浴後に髪を乾かすために、ドライヤーを使っている人は多いと思いますが、何年程度使えるのか気になったことはありませんか。例えば、ドライヤーを使う機会が多い美容室の場合、何年おきに買い替えているのでしょうか。ドライヤーの買い替えの目安も含め、美容院「Grace Avenue」(東京都港区)サロンマネジャーで美容師の原木佳祐さんに教えていただきました。

■3~5年で買い替えるのがお勧め

Q.そもそも、美容室ではドライヤーを何年おきに買い替えているのでしょうか。

原木さん「美容室では、修理を行いながら1~2年程度を目安に買い替えていることが多いように感じます。ドライヤーは使用時間が140時間前後に達すると壊れるというメーカー規定になっているので、1~2年のサイクルで交換していますよ。

最近では一般のお客さま向けの高価なドライヤーが増えていて、購入を検討しているお客さまからお勧めの商品や使用感などを聞かれる機会が増えています。ドライヤーの耐久年数だけでなく、そういった理由からも1~2年ほどで新しいものを取り入れることが多いように感じています」

Q.家庭用のドライヤーは何年程度で買い替えた方がよいのでしょうか。買い替えの目安はありますか。

原木さん「家族構成によって使用頻度が異なるので明確には言えませんが、1日1回5~10分使用した場合、だいたい3~5年が一つの目安ですね。買い替えや修理の目安としては『温風が出ない』『コードや本体が熱くなる』『焦げ臭いにおいがする』『風量が弱くなる』『異音が出る』『コードや内部から煙や火が出る』『電源がつかない』などがあります。

また、使用期間に限らず、ドライヤーを落として内部のファンが欠けたり、折れたりして故障するケースも考えられます。トラブルが何もなければ、壊れるまで使い続けていただいて問題ありませんが、安全面から、一般家庭の場合は3~5年程度で買い替えを検討するのが良いと思います」

Q.ドライヤーで髪を乾かしているときに焦げ臭さを感じることがあります。これはドライヤーを髪に近づけ過ぎたことが原因なのでしょうか。それとも、製品自体に問題がある可能性があるのでしょうか。

原木さん「両方とも可能性があるので、それぞれの違いをお伝えさせていただきますね。

まずは髪を乾かしている最中に髪の毛が吸い込まれて焦げるケース。ドライヤーには必ず空気を吸収する網目のような箇所があり、その部分を髪の毛に近づけ過ぎると空気と一緒に髪の毛も巻き込んでしまうことがあります。巻き込まれた髪の毛が高温に熱せられることが焦げ臭さの原因で、一般的にはこちらのケースがほとんどです。

一方、製品自体に問題があるケースでは、金属が焼け焦げる鼻をつくにおいがします。他にもドライヤー本体が異常に熱くなったり、煙が出たりといった現象もあるので、簡単に分かると思いますよ。

最近のドライヤーは改善されていて髪の毛を巻き込むトラブルは少なくなりましたが、トラブルを防ぐためには、現在お持ちの製品のどの部分が吸い込み口なのかを一度確認していただくのが良いかと思います」

* * *

 ドライヤーは3~5年を目安に交換するのがお勧めだということです。「温風が出ない」「コードや本体が熱くなる」など、ドライヤーの故障が疑われる現象が生じるようになったら、修理や買い替えを検討しましょう。

オトナンサー編集部

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