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「デートでサイゼに連れてく男」はアリか?人として最低限度なお店選びの話

OTONA SALONE / 2019年10月13日 19時0分

元国税局職員 さんきゅう倉田です。

お金や税金の記事を書き、取材を受け、講演会に呼ばれることで生計を立て、慎ましく生活しています。

芸歴は10年目で、34歳、独身です。独身なので、女性と出かけることがあります。40代の女性と第九を聞きに行くこともあれば、20代前半の女性とトイ・ストーリーを見に行くこともあります。

女性の側も、男性と出かけるときにどのような装いにするか、どのような振る舞いをするか考えていると思いますが、男性もそれなりにいろいろと考えています(続きを読んで、もっと考えろ!なんて言わないでくださいね)。

 

34歳独身男性が思う、たぶん男性がデートのときに最初に考えること

女性と出かける、となったら、まず考えるのはどこで食事をするかです(これが一般化できるかどうかはわかりません)。

 

食事の前にコンサートや映画の予定があるなら、そこから移動しやすい場所で、可能な限り美味しい、かつ、その女性が喜んでくれそうな内装のお店を探します。

 

悩ましいのは、予算が無限ではないことです。愛しておらず、自分からお誘いしたわけでもなければ、割り勘でもいいかなと思うことがあります。

 

 

でも、もしかしたら、女性のプライドを傷つけてしまうかもしれない、「え?あたしに半分払わせるの?あたしってその程度の女なんだ…」と思わせてしまうかもしれない。

 

出かけるくらいですから、女性を残念な気持ちにはしたくありません。精一杯のもてなしはしたい。ただ、予算の問題もある。

 

「お相手が食事にどのくらい興味があるか」で提案も変わる

事前にしろ、当日にしろ、他人と食事をするときは、何を食べたいか当然確認しますよね。食べるものを自分一人で決めるなんてことは、余程、傲慢でない限り、ないはずです。

 

「何食べたい?」と確認して、「何でもいいよ」という返答は、お互いにとってよくありません。

 

だから、事前にその付近の飲食店を調べて、「◯◯と△△と◇◇だったらどこがいい?〇〇は~~の店で、△△は~~の店で、□□は~~の店だよ」と短くプレゼンします。

 

そして、そこから選んでもらう。どれもはまらなかったら、控えのお店を提案します。

 

提案するお店は、相手の年齢や食事への興味によって変えています。若い人のほうが、外食の経験値が少ない、かつ、興味がない場合が多い。40代であれば、自分より所得が高く、美味しいものをこれでもかこれでもかと食べている可能性がある。

 

年齢だけでなく、その人の趣味嗜好も考慮して、提案するお店を選んでいます。相手の好み、年齢、自分の予算を総合勘案して、お店を調べるわけです。

 

「田舎から出てきた両親をこのファミレスに連れてくる男か?」で判断

男性がデート相手の女性を大切にしているなら、本人が食事にまったく興味がない場合を除いて、相手がどんな店だったら喜ぶか考えて、店を選んでいます。

 

だから、ファミレスに連れて行かれたり、大学生が行くような居酒屋に連れて行かれたり、長い時間を共に過ごし食事をするにふさわしい時間帯なのにお茶だけして帰ったりしたのなら、あまり大切にされていないのかもしれません。

 

女性が「一緒にいられるなら、ファミレスのドリンクバーでもいいよ、からあげとポテトが中心の居酒屋でもいいよ」と思うことは素敵だと思います。芸人とか大学生だったら、それでもいいと思います。

 

でも、いい歳した社会人が、異性をそういうところに連れていくのが解せません。例えば、田舎から出てきた両親と食事に行くとして、ファミレスや一杯300円の居酒屋には連れて行かないじゃないですか。

 

大切だし、上質な時間を過ごしてほしいから、個人個人の中での「それなりの店」に連れていくはずです。好意を持った女性には、そういう気持ちで接するはずです。

 

ぼくの年齢だと、一人でも友人と一緒でも、ファミレスや大学生の集まる居酒屋には行きません。だから、そういうところへ女性を連れて行くことがない。

 

ただ、女性はこんな気持になるのかなと思ったことがあります。それは、お金持ちのおじさんに、テキトーな料理を出す居酒屋に連れていかれたときです。

 

「お金持ちでも食事に興味がないおじさん」が最悪

話がつまらないので、そのお金持ちのおじさんとは一緒に食事に出かけることはありません。それでも、定期的に連絡とお誘いが来るので、食事に行くことにしました。

 

そのおじさんは、あまり食事に興味がなさそうだなと感じていたので、「おすすめのお店に連れて行ってください」と事前に伝えていました。「おすすめの店」と言われて、残念なお店に連れて行くことはないと考えてのことです。

 

当日、約束の時間に、おじさんの会社に行くと、「ちょっと寄るところがある」と言って、取引先の社長のところへ行き、その人も連れて近くの居酒屋に入りました。予約もしておらず、料理に真剣に取り組んでいない居酒屋で、ぼくに接待をさせたのです。

 

全く愛を感じません。デートではありませんが、もう会いたくありませんし、そういう他人を大切にしない男性とは会う必要がありません。きっと、みなさんのデート相手にも、そういう男性が、稀にいると思うんです。

 

デートなのに、食事をするお店に気をつけていない人は、あなたのことを大切に思っていない可能性があります。食べる時間も無駄だし、不要なカロリーを摂取する必要もない。食事をする店で、男性の本気度がわかります。どこかのタイミングで確認すると良いですね。

 

≪芸人・元国税局職員 さんきゅう倉田さんの他の記事をチェック!≫

 

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