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別れても好きな人と「復縁」したことありますか?【40代編集部長の婚活記#260】

OTONA SALONE / 2021年7月28日 17時0分

40代の婚活は、再びの青春みたいなものかもしれない。婚活歴4年11カ月となるのOTONA SALONE編集部長・アサミ(49歳)は、これまでの婚活で100人以上もの男性と出会ってきた。

時は、コロナ禍の前に遡る。交際3カ月で悲しくも別れてしまったジェントルさんと再会、そして復縁。お互いの気持ちを確認し、これまもうゴールへと突き進む……!?

この話は40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活改め、パートナーを探す活動=「パー活」ドキュメントである。

【40代編集部長の婚活記#260】

 

信じられない気持ち!

別れても好きだった、忘れられなかった彼との復縁。しかも、彼のほうから再びアプローチしてきてくれたわけで……。目の前で起こっている出来事にどこか信じられない気持ちもある。

みんな、こんなふうに復縁した経験ってあるのかな?

ヨリを戻した交際って、ある意味ラクかもしれない。初めて交際するときと違ってイチから探り合う必要はない。彼がよろこぶことやイヤなことはだいたいわかるし、私もそうした面を彼には見せてきた。

紹介や婚活アプリで出会って「初めまして」から進めていくことに、正直ちょっと疲れていた。だから復縁によるリラックス感は、なんだかとても居心地がよかった。

 

22時ごろ、お店をあとにして

奥渋谷での再会デート、お店を出たのは22時ごろになっていた。

ジェントル「家まで送ります」

アサミ「いえいえ、大丈夫です! ここから私の家とジェントルさんの家、全然違う方向じゃないですか」

ジェントル「送りたいんです。本当はもう1軒行きたい気持ちだけど、明日もウィークデイだから今日は帰りましょう。せめてもう少し一緒にいたいから、送らせてください」

な、なんてキュンとする言葉! 私だってもっと一緒にいたい。

アサミ「あ、ありがとうございます」

タクシーで帰宅する途中

タクシーに乗り、まずは私の自宅へと向かう。後部座席に並んで座りながら、彼はずっと私の手を握っていた。

ジェントル「聞いてもいい?」

アサミ「なぁに?」

ジェントル「僕と会わなかった間、婚活はどうしてたの?」

なるほど。いちおう私の婚活の行方を気にしてくれていたのかしら。

アサミ「正直にいいますね」

すべてを包み隠さず話すことにした。それが、彼を大切に思っている証だと感じたから。

 

別れている間の婚活状況

アサミ「知り合いに紹介された男性と会ったりはしました」

知人のY嬢に「ふろふき大根食べにきませんか?」と誘われて出会ったゲームさんのことだ。

ジェントル「お付き合いしたの?」

アサミ「付き合ってはないです。何人かと食事したくらいで」

ジェントル「どんな人だったの?」

アサミ「面白くていい人でしたけど」

ジェントル「その人といまは?」

アサミ「全然。会ってもいないし、連絡も取ってないです」

キッパリと言った。全然、何の進展もしなかったから安心して!

ジェントル「なんでその人はダメだったの?」

 

出会った男性を気にしてるの?

意外に深堀りしてきた。少しはジェラシーとか感じてくれてるの?

アサミ「彼がダメだったというより……。私がダメだったんです」

ジェントル「どういうこと?」

アサミ「あなたのことを忘れられなかったから」

彼の目を真っ直ぐに見つめながら言った。実際それは本当だったし。 ゲームさんに対して中途半端な気持ちで対応してしまったのは、失礼だったと反省している。

ジェントル「ありがとう」

そう言って、私をギュッと抱きしめた。ジェントルさんのにおいに包まれる。さわやかで落ち着く。やっぱり彼のにおいが好きだな。ずっとこのにおいに包まれていたい、そんな気持ちになった。

タクシーが到着する

タクシーが私の家の前に到着した。ドアが開いて降車すると、彼も一瞬降りてきた。

ジェントル「今日は本当にありがとう。とてもいい夜だった」

ギュッと握手をする。

アサミ「私も楽しかったです。ごちそうさまでした」

ジェントル「家に着いたら連絡するね」

アサミ「はい」

ジェントル「おやすみなさい」

アサミ「おやすみなさい」

降りたタクシーに再び乗った彼。一緒にいた余韻を終わらせたくなくて、その車が見えなくなるまで手を振りながら見送った。

 

メッセージが届く

部屋に戻ってから30分くらいして、彼からメッセージが届いた。

ジェントル「いま家に着きました! 今日は突然だったのに会えてうれしかった」

顔文字も使ったメッセージで、なんだか可愛い。

アサミ「私も会えてうれしかったです。改めて、よろしくお願いします」

ジェントル「こちらこそ、改めてお願いします」

いろいろと知っている仲なのに、なんかくすぐったいメッセージ。ふふ、こんなのも復縁ならではの新鮮なやりとりかしら。

 

次の会えるのは……?

今日会ったばかりだけれど、次はいつ会えるのかな……。

ジェントル「今度の週末は予定空いてる?」

アサミ「何の予定もないです」

ジェントル「会えるかな?」

アサミ「もちろん!」

復縁して早速、週末のデートが決まった。付き合っていた当初はほぼ毎週のように会っていたから、その頃に戻る感じ、なのかな。

復縁からの2回目デート

週末のデートは彼の家へ行くことになった。久しぶりの訪問。インターホンを押し、以前のように彼の部屋へ行く。

ジェントル「いらっしゃい。どうぞ上がって」

アサミ「おじゃまします」

数カ月ぶりの彼の部屋は、彼と同じにおいを感じた。

アサミ「久しぶりに来ると、お部屋もジェントルさんのにおいを感じる」

ジェントル「えー、くさい?」

アサミ「全然! いいにおいがするの」

 

彼も、彼の部屋のにおいも好き

ジェントル「どんなにおい? 自分じゃわかんない」

アサミ「さわやかで落ち着く感じ。シトラスとウッディみたいな」

ジェントル「じゃ、お返しね」

そう言いながらハグをし、私の髪の香りをかぐ。

アサミ「えー、恥ずかしい」

ジェントル「ちょっとこのままでいてね」

髪からうなじ、肩のあたりまで顔を這わせる。

 

ワタシのにおい!?

ジェントル「いいにおい。アサミさんからは甘~い香りがするの」

アサミ「甘い香り? どんなですか?」

ジェントル「お花のような香りと、甘いフルーツ、桃みたいな香りがする」

アサミ「えー、自分じゃ全然わかんない」

ジェントル「どうしてこんな甘い香りがするの?」

アサミ「甘い? わかんない。シャンプーとか香水じゃなくて?」

ジェントル「違う香水つけててもこの甘い香りはあるの。もともと持ってるにおいだと思う」

二人だけの時間。離れていた時間を取り戻すかのように、甘い甘いひとときだった。

 

ディナーは彼の手料理

その日のディナーは、彼が手料理を作ってくれた。シチューとガーリックトースト、きのこのグリル、サラダ。私もお手伝いしたけれど、

ジェントル「いいの。座って待ってて」

と言うから、洗い物をするくらい(苦笑)。

このあいだみたいに外食もいいけれど、彼の手料理を食べるのって、それとは違った幸せを感じる時間。

アサミ「美味しい」

ジェントル「ホント? よかった」

にっこりと微笑む彼。

 

え、最後って?

アサミ「やっぱりこのお部屋、落ち着くな」

部屋のにおいも好きだけど、意外とコンパクトなリビングの空間が二人の距離を縮めてくれる気がする。この部屋にずっといたいと思う気持ちをさるげなく伝えたつもりだった。

すると、ジェントルさんから意外な言葉が返ってきた。

ジェントル「あ、でも今日でこの家に来てもらうのは最後かもしれない」

アサミ「え?」

久しぶりに来たのに、家に来るのは最後? え、どういうことデスカ?

 

 

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≪OTONA SALONE編集部長・婚活コラムニスト 浅見悦子さんの他の記事をチェック!≫

 

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