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「こんな男性いるんだ」今までの恋人と明らかに違ったこと【オトナ婚/第 11話(ミカン編)】

OTONA SALONE / 2022年1月3日 22時2分

40代以降で結婚した人=オトナ婚の経験者にインタビューするシリーズ第11回目は、43歳で3歳年下の彼と来年結婚することになっているミカンさんです。

 

どこで彼と出会ったの?

彼はどんな人?

どうしたら結婚できたの?

 

などなど、気になるオトナ婚の実態に、ライターのミナト薫(47歳)が迫ります。

 

3話中の3話目です。

 

 

ミスを責めない心の広さに「こんな男性いるんだ」とホロリ

親友の男友達と自然な流れで交際するようになり、2年が経ち、このたび結婚を決められました。

あらためて、彼に惹かれたところを教えてください。

 

「ひとつ目は、絶対に怒らないところ。私の父は結構厳しい人で、子供の頃でもごはんをこぼしたりすると『何やってるんだ!』と声を荒げるようなタイプの人でした。

今まで付き合ってきた人たちの中にも、機嫌が悪くなると怒りっぽくなる人も多くて。

 

だから、ずっと大人の男性は怒ると怖いというイメージがあったんですよね。

 

それで、今の彼と付き合い始めて、それこそ私がごはんをこぼしちゃった時があったんです。そうしたら彼、『あらら〜』と言っただけ(笑)。

そののんきな言葉に、私はすごく驚き感動してしまって(笑)

『おっちょこちょいな私でも、この人なら絶対怒らない』って思い、気持ちがグッと傾きましたね」

 

人のミスを責めない人は器が大きい! 素敵です!

 

「あとは…」

「あとは、『彼となら東京を離れてもいい』と思えたところでしょうか。

彼は地方都市の出身で長男なんです。

なので、いずれは地元に帰る可能性もある。

 

彼がUターンすることをイメージした時、素直に『私も彼についていきたい!』と思ったんです」

 

 

今の日本の制度では「結婚」を選択した方がベター

そもそも結婚に興味のなかったミカンさんですが、事実婚ではなくきちんと「結婚」をしようと思ったのには、何かきっかけがあったんですか?

 

「私は元々結婚したい派でもしたくない派でもなくて。

なので、今でも気持ちとしては事実婚でもどっちでもいいんです。でも、今の日本の制度上、やっぱり結婚した方がなにかとスムーズだな、と。

 

たとえば、もし彼が入院した時家族じゃなければ面会できない、とかあるじゃないですか。事実婚の関係だと、お見舞いにも行けない。そんなの絶対イヤですよね。

どうしても今の日本の制度では、事実婚では越えられない壁があるんです。

 

あと、彼は長男で、彼のご両親が今は元気なんですが、今後ケアが必要になるかもしれない。もしそうなった時、私は積極的に介護などのサポートをしたいと思っているんです。

そんな時に『嫁』という肩書きを持っていない女性が来たら、彼の両親も困るだろうな、と(笑)

 

だから日本のパートナーシップ制度がこうだから、それに乗った、という感じの結婚ですよね」

最後に「彼とは私の親友を含め共通の友達も多く、今となっては内輪同士で結婚できてよかったです」と笑顔で語るミカンさん。

彼のことを「穏やかで優柔不断」と語るミカンさんもまた、朗らかで優しい笑顔の持ち主です。そんな二人だからこそ、自然な流れで(ミカンさんいわく、なあなあで)交際に至り、これといったプロポーズの言葉もなく結婚することになったのかもしれません。

 

結婚に至るまでの道のりに「こうでなくては」という正しいステップというのは実はなくて、二人が幸せと思えること、それが一番大事なんだな、という当たり前のことを今さら気づかされたミナトでした。

 

ミカンさんからのメッセージ

①理想からいったん離れてみる

②ニュートラルな気持ちで、目の前の日々を充実させることに重点を置く

③相手に多くを求めない(「大人の余裕を持つのよ」と自分に言い聞かせる)

 

 

 

≪編集者・ライター ミナト薫さんの他の記事をチェック!≫

 

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