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運命の相手を見つけるヒントは「別れの原因」にあり!?【40代編集部長の婚活記#287】

OTONA SALONE / 2022年2月2日 17時0分

40代の婚活は「過去の自分と向き合う」ことかもしれない。婚活歴5年を超えたOTONA SALONE編集部長・アサミ(49歳)。これまでの婚活で100人以上もの男性と出会ってきた。

ジェントルさんと二度目の別れが訪れ、また振り出しに戻った40代独女。新たな恋愛はできるのか? 久しぶりに学生時代からの親友Y(女性)と会い「本当の好みのタイプ」を探っていくことに……。この話は40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活改め、パートナーを探す活動=「パー活」ドキュメントである。

【40代編集部長の婚活記#287】

最初の恋愛で浮気発覚

親友Y「過去の恋愛で別れた原因って、どんなことがあった?」

アサミ「最初は浮気されたことが原因よ」

親友Y「あったね! あれは衝撃だったから覚えてるわ」

大学1年生のとき、最初にできた彼のこと。浮気発覚のショックを親友Yにもなぐさめてもらったっけ……。最初の恋人に浮気されたというのは、正直かなりの男性不信というか、恋愛トラウマになった。もともとモテない人生だったことに加えて、浮気するような男性と付き合ってしまった事実に、自分の見る目の無さ、選択眼や判断力の無さに自己嫌悪した部分もある。

 

距離を置きたいからの、自然消滅

親友Y「他にはどんな原因があった?」

アサミ「距離を置きたいって言われたこともあった。それで自然消滅っていうか、連絡が来なくなったパターンもある」

親友Y「こっちが連絡しても?」

アサミ「うん。メールの返信が来なかったり、電話に出てくれなかったりで1週間、2週間……気がつけば1カ月、2カ月みたいな」

ま、最終的にはこちらからも連絡しにくくなって終わるんだけど。

親友Y「逃げるパターンね」

 

自然消滅はアリ?ナシ?

なるほど、自然消滅は逃げるパターンか。

ま、お互いが「違うかも」って思っている関係性なら自然消滅でもいいのかもしれない。でもその気持が一方的だったら、自然消滅でウヤムヤにするって……ズルいよね。決定的な言葉を伝えないのだから。

アサミ「自然消滅にもっていかれている途中は確かに逃げられてる感があって、悲しかったな」

親友Y「自然消滅になった相手とは、話し合いしなかったの?」

アサミ「私は話し合いたかったけど。話し合いたいって伝えたし」

親友Y「でも応じてくれなかったんだ」

アサミ「そうだったね。連絡しても『いま忙しいから』とか『あとで連絡する』とか言って、結局連絡来なかったりね」

ちゃんとお付き合いした人との自然消滅は、正直ナシだわ。不誠実な気がする。

 

言いにくいことから逃げない人

親友Y「いるいる、『あとで連絡する』って言って連絡しない人。サイアクだわ」

アサミ「そう考えると、言いにくいことでも別れるときでも、ちゃんと話し合ってくれる人がいいな」

親友Y「それは同意。もし旦那と離婚することになったとき、話し合わずに逃げたら許さない!」

アサミ「離婚だったら最終的には法律的なことがあるから、完全には逃げられないと思うけど」

親友Y「恋愛だって同じよ。それなりに深く付き合ったなら」

アサミ「そうね。モトカレくんとジェントルさんはね、話し合って別れたのよ。別れたことは悲しかったけどなんか最後は『もう仕方ない』って受け止められた。それは何度も話し合ったからかなって思う」

親友Y「納得できたみたいな」

アサミ「そうね。別れるしか選択がないと思えるところまで理解できたって感じかな」

 

モヤモヤしたままの別れはイヤ

親友Y「話し合えなかった自然消滅した別れは、なかなか受け止められなかったのね」

アサミ「モヤモヤしたまま別れたって感じかな」

自然消滅での別れは、浮気でのそれより気持ちが悪かった。

親友Y「何にモヤモヤ?」

アサミ「相手の態度から別れようとしていることはわかったし、それに対して『私は絶対別れない』とは思わなかったのね」

親友Y「別れを切り出されたら、別れてもいいと思ったってこと?」

アサミ「なんて言ったらいいのかな…」

好きだったわけだし本心では好きだったわけだから、別れてもいいとまでは達観できてなかった気がするけど……。

サラリと別れられるわけじゃないけど

アサミ「相手がどういう理由で別れを決意したのかわからないことが、イヤだった気がする」

親友Y「わからないことにモヤモヤしたんだ」

アサミ「うん。ちょっとしたボタンの掛け違いがあるなら、話し合って解決することがあるんじゃないかなって思ったの」

解決できないかもしれないけど……。『立つ鳥後を濁さず』じゃないけど、恋愛の終わり方にもマナーというか思いやりがあっていい気がするの。

親友Y「仕事でもそういうことあるよね。ちゃんと話し合ったらお互いに理解できて、改善していこうってなったりするのに」

アサミ「そうなの。だから原因も伝えずに一方的に終わりにされるのが気持ち悪くて。誤解があるかもしれないし、言ってもらえたら改善できることかもしれないし」

親友Y「確かに。恋愛でも仕事でも、聞く耳を持てない相手とは長く付き合えないよね」

 

「聞く耳」を持つこと

アサミ「だから、話し合えない人はダメだわ。私に直してほしいところがあるなら言ってほしいし。逆に『オレが全部悪いってことでいいよ』みたいな締め方の人も上手くいかない気がする」

親友Y「そういう締め方の人、いるね! ちょっと昭和な男性のタイプに多いかも。口下手で説明をめんどくさがる人」

アサミ「自分が悪いで終わりにして侠気出してるのかもだけど、本質的な原因がわからないもんね」

親友Y「そういう話し合いができない人、オジサン・オジサンかも」

アサミ「わかる気がする……」

私が上手くいかない相手の一つは「意見が違ったときに話し合って解決しよう」という考えがない人だ。話し合わずに自分の考えを通そうとする人、話し合わずに自分の考えを引いてしまう人、どっちも長くお付き合いするのは難しいタイプだわ。

 

異なる意見を「否定する人」は苦手

親友Y「うまくいかないタイプの傾向、ひとつ見えたね」

アサミ「そうね。相手の意見に耳を傾けない人は難しいかも。もちろん個人の趣味に関してならそれでいいんだけどね。恋人でも友人でも仕事でも、相手がいることなのに独断してしまう人は苦手かも」

親友Y「いるよね。自分の考えが全部正しいと思って、他を否定する人」

アサミ「自分の考えを正しいとするなら、客観的データを用いて説得してくれればいいんだけどね。主観だけだと単なる思い込みだから」

親友Y「なんか具体的ね。最近何かあった?」

アサミ「あったかもしれない(苦笑)。話が逸れるから、それはまた今度ね」

別れた彼に対する「自分」の共通点

親友Y「話を元に戻すとして。上手くいかなくなった相手に共通して思うこと、他にない?」

アサミ「相手の共通点じゃなくて、自分自身に共通したところがあったなって。いまになって気づいた」

親友Y「自分自身の共通点? どんなこと?」

アサミ「これはジェントルさんに言われたことだけど……『我慢して合わせてた』んだなって思えてきた」

映画や、食事するお店を選ぶとき、何度か「僕に合わせなくていい」って言われた。そのときは「合わせてない」って言ったし、彼よりストライクゾーンが広いからって伝えた。でも100%そうだったかと問われると、違ったかもしれない。少なからずジェントルさんに合わせていた点は否めない。

この「合わせる」感覚は、ジェントルさんと付き合うより、ずっとずっと前から形成されていたもので……。

 

我慢して合わせるクセ

親友Y「たとえば、どんなことを合わせてた?」

アサミ「めちゃくちゃお酒を飲む彼もいたのよ。その人とは基本が居酒屋デートで。もちろん居酒屋がイヤだったわけじゃなくてね、たまには違うところも行きたいじゃない」

親友Y「そうね」

アサミ「ちょっと違うお店に行こうよって言ったことあったの。イタリアンとかエスニックとか」

親友Y「それ大切よ」

アサミ「『そういうお店は無理』って言われて。結局、その人とは居酒屋と焼鳥しか行かなかったの」

親友Y「それはもう、食とか雰囲気の好みとかが合わないってことじゃない」

アサミ「うん。冷静に考えたらそうだったんだけど、当時の私は嫌われたくなかったから……彼の言う通りにしてたんだと思う」

 

彼に「嫌われたくなかった」から

親友Y「他に我慢してたことって?」

アサミ「キャバクラとか夜のお店が好きだった彼もいたの」

親友Y「そういうのが好きな男性、いるもんね」

アサミ「彼のキャバクラ話をニコニコして相槌打ちながら聞いてたこともあったのね」

親友Y「彼がキャバクラに通ってても平気です、みたいな」

アサミ「そう。でも、平気なフリしていただけで……」

親友Y本当はそういうお店に通っているのはイヤだった」

アサミ「うん。当時の本心を言えばそうかなって。これから新しい出会いがあったとして、夜のお店に足繁く通う人はちょっと遠慮しちゃうかな」

なぜ恋人には「合わせてしまう」のか?

親友Y「それも時代かもね。キャバクラ通いにも理解ある女性がカッコいい、みたいな」

アサミ「うん。我慢して背伸びしてた気がする」

親友Y「本当は、キャバクラ通いする人を許容できないメンタルだったのにね。我慢してた」

アサミ「彼の好みに合わせてたり、我慢してたり……なんか自分らしくなかったね」

洋服とか髪型のような外見こそ彼好みになろうなんてしてなかったけど、言動や行動は、合わせていた気がする。

親友Y「友達といるときは思いっきり自由なのにね」

確かに。友達や家族には、我慢して合わせるって感じではない。

アサミ「そうね。学生のとき一緒に授業出てたメンバーがみんな長女で、私だけ次女だったじゃない? 当時、私の発言に『やっぱり次女だわ』ってよく言われた記憶がある」

親友Y「本来のあなた、かなりマイペースよ。イヤって思ったら絶対やらないし」

アサミ「そう考えると……。昔の恋愛では自分が好きなものも主張できてなかったかも」

親友Y「本来マイペースで主張激しいのに(笑)!」

 

振り返ってみると、私はお付き合いをしているとき相手に対して「自分らしく、自由に」いられなかったんだ。我慢、合わせる、主張しない……。友達といるときは自分らしさを出せるのに、どうして恋人の前では自分らしくいられなかったんだろう?

 

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≪OTONA SALONE編集部長・婚活コラムニスト 浅見悦子さんの他の記事をチェック!≫

 

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