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「もうりゅう」ではありません。「朦朧」の読み方、知っていますか?

OTONA SALONE / 2022年6月3日 11時30分

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「朦朧」です。

「朦朧」の読み方は?

「朧」に「龍」が含まれているので「もうりゅう」と読みたくなるかもしれませんが、「朦朧」は「もうりゅう」とは読みません。

「朦朧」と漢字だけで表されると「あれ、なんて読むんだっけ……」と戸惑ってしまうかもしれませんが、文中で「朦朧」が出てくるとすんなり読めるのではないでしょうか。「朦朧」の例文には「頭が朦朧とする」などが挙げられます。

正解は……

「もうろう」です。

「朦朧」は

1 ぼんやりとかすんで、はっきり見えないさま。
2 物事の内容・意味などがはっきりしないさま。
3 意識が確かでないさま。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

という意味です。

「朦」も「朧」も同じ意味を持ちます。

「朦」には“おぼろ。月の光のぼんやりしたさま。(出典元:朦|漢字一字|漢字ペディア)”という意味があり、音読みは「モウ・ボウ」、訓読みは「おぼろ」です。

「朧」の意味も全く同じで、違いは音読みだけです。「朧」の音読みは「ロウ」ですが、訓読みは「おぼろ」です。

「朦」も「朧」も、日常生活では「朦朧」以外の表現で見かける機会は少ないかもしれません。とはいえ時々、月が雲などにおおわれて、ぼんやりかすんでいるさまを表す「おぼろ」や、うすぼんやりとかすんだ月を表す「おぼろ月」といった表現を目にすることがあります。本記事をきっかけに、「おぼろ」は漢字で「朦」とも「朧」とも表せることを思い出していただけると幸いです。

 

 

≪レビューライター 片山香帆さんの他の記事をチェック!≫

 

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