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えっ、ななめむかい……?「斜向かい」の読み方、知っていますか?

OTONA SALONE / 2022年10月18日 11時30分

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「斜向かい」です。

「斜向かい」の読み方は?

「ななめむかい」と読んでも意味は通じますが、「斜向かい」には特徴的な読み方があります。

正解は……

「はすむかい」です。

「斜向かい」とは

ななめ前。はすむこう。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

という意味です。

「斜(はす)」は常用漢字表外の訓読みではありますが、「斜」の読みに含まれます。「斜」は他に、音読みで「シャ」訓読みで「なな(め)」と読みます。「斜め向かい」と送り仮名「〜め」が含まれる場合には「ななめむかい」と読みます。

では「斜に構える」はなんと読む!?

「不真面目な態度」や「皮肉な態度」を表す言葉として「斜に構える」という表現を聞いたことがあるかと思います。この「斜」は「シャ」と読むのでしょうか、「はす」と読むのでしょうか。

「斜(シャ)に構える」の方が一般的ですが、「斜(はす)に構える」と読んでも正解です。

「斜に構える」の意味を調べてみると、「斜(はす)に構える」の欄に“「斜(シャ)に構える」に同じ”と記載されている辞書もありますが、たとえば「精選版 日本国語大辞典」には以下のように記載されています。

しゃ【斜】 に 構(かま)える

① 剣術で、両手に刀の柄(つ)を持ち、剣先をまっすぐ相手に向けないで、ななめに構える。転じて、手にした武器、得物などをななめに持って身構える。
② しっかりと身構える。妙に改まった態度をする。おつに気取る。
③ まっすぐなものに対して、ななめに交差する。
④ 物事に正面から対処しないで、皮肉、からかい、遊びなどの態度で臨む。

はす【斜】 に 構(かま)える
=しゃ(斜)に構える④

出典元:精選版 日本国語大辞典

上記では、「不真面目な態度」や「皮肉な態度」を表す場合、「シャ」と「はす」どちらで読んでも良さそうです。

 

 

≪レビューライター 片山香帆さんの他の記事をチェック!≫

 

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