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「あいかんぼく」ではありません。「合歓木」の読み方、知っていますか?

OTONA SALONE / 2022年10月24日 11時30分

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「合歓木」です。

「合歓木」の読み方は?

「あいかんぼく」と読みたくなるところですが、残念ながらそれは不正解。なお、辞書によっては「ごうかんぼく」と記載されていることもありますが、「ごうかんぼく」ではない「合歓木」の読み方の中に、どこかで一度は耳にしたことのある読み方があります。

まずは正解を見てみましょう。

正解は……

「ねむのき」です。

「合歓木」を辞書で引くと

マメ科の落葉高木。東北地方以南の山野に自生。葉は羽状複葉で、互生し、小葉が数十枚並んでつく。夜になると、小葉が手を合わせたように閉じて垂れ下がる。夏、淡紅色の約20個からなる頭状の花をつけ、夕方開花し、紅色の長い雄しべが傘状に広がる。豆果は平たい。ねぶのき。ねぶ。ねむ。ごうかん。ごうかんぼく。ごうかのき。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

と記載されています。「ごうかんぼく」は「ねむのき」の別名で、当てられた漢字を音読みで読んだものです。

「合歓木」の由来ですが、「合歓」は漢名(中国での名称)から、和名(日本での名称)である「ねむのき」は、夜になると葉が閉じることからきています。

ちなみに「合歓」とは

① (━する) よろこびを共にすること。いっしょに喜ぶこと。
② (━する) とくに、男女がよろこびを共にすること。
③ 「ごうかんぼく(合歓木)」の略。

出典元:精選版 日本国語大辞典

という意味です。

中国においてネムノキは夫婦円満の象徴とされており、「合歓木」という漢字名はそこから付けられたとされています。

 

 

≪レビューライター 片山香帆さんの他の記事をチェック!≫

 

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