自分の意思で離婚したはずなのに、既婚の友人たちが羨ましくてたまりません【大人の思春期相談室】(後編)
OTONA SALONE / 2023年3月31日 20時1分
40代は「大人の思春期」と言っても過言ではないくらい、さまざまなことに多感になる年代。
環境や体調が目まぐるしく変化する女性も多く、不安定な気持ちを抱える人も少なくありません。
この連載では、今を生きる40代女性たちの赤裸々な姿を、自身も40代である並木まきがご紹介します。
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自分でもなぜこんな気持ちになるのかわからない
「離婚したくなかったわけでもないし、むしろ離婚を望んでいて、望み通りの生活を送っているはずなのに、なんでこんな気持ちになるのか自分でもわかりません。
離婚をしたいと決めたときにこれから一生、ひとりで生きていく覚悟は決めていますし、息子もいるので今は息子の成長が何よりも生きがいです。仕事も友人関係も特別な問題はなく、むしろ順調。
それなのに、なぜこんな気持ちになるのでしょうね。自分で自分を分析していますが、なぜこういう気持ちが抜けないのか、まったくわからずに困惑しています。
前みたいに、もっと前向きに明るく生活したいだけなのに、何をしても気持ちが晴れません」
▶メンタル心理カウンセラーからのアドバイスは…
まずは信頼できる男友達を作ってみるのも◎。硬く考えすぎないで!
「隣の芝生は青い」とはよく言ったもので、自分と異なる環境の身近な人に対して羨ましく思ってしまうのは自然な心理かもしれませんね。佳代子さんの意識が、今はたまたま“既婚”の立場に向いているだけな気もします。
今は離婚をする人もまったく珍しくなく、離婚後に新たなパートナーと日本古来の価値観とは異なるパートナーシップを築いていく人も多い時代です。恋愛や結婚はもうしない!と決めているならば、信頼できる男友達が身近にいるだけでも心理的な負担が変わるはず。
離婚後は「もう結婚は懲り懲り」「恋愛をするのが面倒」という心理になる40代女性も多いことから、無理をしてまで異性と交流を深める必要はありませんが、信頼できる男性がそばにいると、それが友人であったとしても女友達だけに囲まれているのとはまた異なる安心感が生まれやすいのも現実でしょう。
硬く考えすぎずに成り行きで親しい男友達ができれば、自然と既婚の友人に対する羨ましい気持ちが薄れていくと同時に、前向きな気持ちも取り戻せるはず。深刻に考えすぎない心構えも大事です!
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