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磯野貴理子、二度目の離婚。「女のカネで店を出す夫」はクズなのか?(後編)

OTONA SALONE / 2023年3月31日 21時1分

芸能記事リバイバル企画! あのとき、あの人はいったい…?そして今は… 後編です。

<<前編:貴理子の離婚、その理由に疑問を感じてしまうこれだけのワケ

「公開プロポーズ」は、夫の本心だったのか?

ここで1について考えてみましょう。

 

私がなぜ「貴理子の夫は本当に結婚したいと思っていたのか」について疑問に思ってしまうかというと、「公開プロポーズ」という形だったからです。結婚の申し込みをするのに、カメラはいらないはず。それなのに、なぜ「公開プロポーズ」という形をとったかというと、まだ20代前半の若者が、テレビの世界のオトナたちに丸めこまれて、外堀を埋められちゃったのかなという感じがしないでもありません。

 

いつかは自分の店を持ちたいと思って働く20代前半の若者が、芸能人(貴理子)と知り合った。だいぶ年上だけど、芸能人だけあってきれいだし、お金も持っている。貴理子のつてで業界人や有名人とも知り合えた。正直、結婚については考えていないけれど、今のところつきあっていきたいくらいの気持ちの若者を「その気にさせる」ことくらい、テレビの世界のオトナには難しくもなんともないでしょう(テレビは視聴率を上げることが目標なので、その後の二人の人生がどうなろうが、知ったことではありません)。

 

有名人の恋人(もしくは夫)というのは、労せずしてテレビに出られるというおいしいポジションであり、男性も目立つことが嫌いではなかった。なので、あまり深く考えずにプロポーズしてしまったという可能性は0ではないと思います。

 

「結婚はメリットだ」と私はしつこく書いていますが、貴理子は夫のために出資して、バーを開きます。周囲の芸能人や業界人をお店に連れて行ったり、売り上げのために自分もよく飲んだりと営業努力は惜しまなかったようです。大量の飲酒が祟ったのか、貴理子が脳梗塞を起こした際は、夫が救急車を呼んでくれて、重症化を防げたそうです。

 

しかし、「女性セブン」(小学館)によると、貴理子の入院中に夫は飲み会で知り合った女性に暴力をふるってしまいます。刑事事件にはしたくないという女性の意向で、弁護士を入れて示談交渉を進めますが、その時の夫側の弁護士が「行列のできる法律相談所」に出演していたことから、貴理子の紹介ではないかと見られているようです。入院中に余計なストレスをかけてくれるなと言いたいところです。

 

その上、「女性自身」(光文社)には、脳梗塞には飲酒がよくないため、夫に「店に来るな」と言われて、貴理子が浮気を疑っているという記事もありました。

 

▶カネ目当ての結婚はダメなのか?

カネ目当ての結婚はダメなのか?

カネを出させるわ、弁護士のお世話になるわ、浮気の心配もあるわでふんだりけったりともいえるでしょうが、私は男女ともカネが目当ての結婚が悪いとは思わないのです。

 

結婚するのには、どんな理由でもいいと思います。カネが好きカオが好き、セックスが合う。なんでもOKです。理由よりも大事なのは、相手を「幸せにしたい」「大事にしたい」と行動できるかだと思うからです。

 

貴理子の夫の場合、貴理子のほうが年上でお金を持っているわけですから、出してあげるのはある意味当たり前です。が、そこで貴理子に感謝せず、問題ばかり起こすというのは、「そういう人」もしくは「結婚もしくは貴理子をなめてる人」なのではないかと思います。

 

次に2.

結婚当初はいらないと思っていたけれど、自分の子どもが欲しくなったという可能性はもちろんあるでしょう。それは本人でないとわからないことですが、「ほかに好きな人ができたから別れてほしい」と言うよりも、「子どもがほしい」と言うほうが離婚話をまとめやすいことを考えると100%本音と決めることもできないのではないでしょうか。

 

▶たとえ離婚することになっても、離婚は失敗ではない。そのワケとは?

離婚は失敗ではない

見方によっては、ふんだりけったりな結婚生活だったと言えるかもしれませんが、たとえ離婚することになっても、結婚したいと思えた人と出会えて結婚できたことは貴理子にとって良かったんじゃないかと思います。人にわかるメリットはなかったとしても、貴理子にだけわかる喜びや安らぎがあったでしょうし、何より、命を救ってもらえたわけですから、それだけでも結婚した意味があると思います。

 

結婚はよくも悪くも「自分とだいたい同じ」でないと続かないと思います。どうも貴理子は年下好みのようですが、次回は同年代を狙って三回目の結婚をしてほしいところです。

 

 

文/仁科友里

この記事は2019年5月に初回配信されました

 

≪主婦の友社 OTONA SALONE編集部さんの他の記事をチェック!≫

 

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