40代で絶頂を知り、セックス観が変わった【40代、50代の性のリアル】♯11(前編)
OTONA SALONE / 2023年5月1日 22時30分
メディアで性行為についての悩みを広く募ると、最も多いのが「オーガズムを経験したことがない」になるそうだ。けれどセックスの満足度をイッた/イカないのみで図るのは、きっと味気ない。絶頂感はなくとも総合点が高いセックスはあると思う。けれど、それを知ったことで新たな価値観を得た女性がいる。
会社経営者のチヒロさん(43歳)は、2人の子どもと暮らすシングルマザー。色白でカーヴィーな身体つきには、女性である筆者でも抱きとめてもらいたくなるような包容力が色濃く漂っている。甘い声で、オーガズムを感じるようになるまでのいきさつを語ってくれた。
束縛する夫に悩まされた12年
「元夫は毎日でもしたがる人でした。まだ小さいとはいえ子どもがすぐ横で寝ているのに求めてくるときもあって、とても困っていました」
20代のときのチヒロさんは、早く子どもがほしいという気持ちがとても強かった。子どもを二人授けてくれた元夫には、いまでも感謝している。しかし結婚生活において幼い子どもら以上に手を焼いたのが夫という存在だった。
「家にいるあいだはずっと私にくっついてくるんです。子どもではなく、夫の後追いに悩まされましたね。常に私の身体に触りたがるのは構ってほしいからなんでしょうけど、こっちは気が休まらない。そのうえ束縛が強くて、私がひとりで外出するのをいやがるんです。学生時代の友人に会うことになったというと『みんなで行こう』っていい出すし、相手が独身だからと子どもを預けて外出したらしょっちゅう電話がかかってくる。ひとりで出かけるほうが面倒なぐらいになったので、結婚していた12年間は独身時代の友人と連絡をほとんど取りませんでした」
かわいそうなシングルマザー?
いかにも困った男性だが、離婚の主な理由は仕事。会社を経営しているチヒロさんの目に映る夫の仕事ぶりは褒められたものではなく、次第に男性としての魅力も感じなくなっていった。1年の別居期間を経て、離婚が成立。
「不思議なのは、周囲に別居を明かした途端、男性たちの態度が変わったこと。突然、子どもを3人も抱えて大変だね、僕が守ってあげたいなんていい出すんです。シングルマザーだからかわいそうだと思われたみたいで」
それはあまりに短絡的ではないだろうか。
「そうなんです、以前の生活で一番手がかかったのは、夫でした。私と子どもだけの生活はとても快適です。結婚していたときよりも家事負担、経済負担が減ったので、本当に楽になりました。別の男性に頼りたいとはまったく思わないし、今後結婚するつもりはないです」
次ページ:セックスで「失神した」という友人の話をきいて…
マッチングアプリを上手に活用
きっぱりといい切るチヒロさん。男性たちが押し付けてくる勝手なストーリーを気にも留めることなく、みずから出会いを求めていく。
「結婚前に交際していた元カレともつき合いましたが短期間でお別れし、その後はマッチングアプリを利用しました。リスクは背負いたくないし、短期間で効率的に出会いたかったので、まずはこの業界をよくリサーチしてから登録しました。10人ぐらいの方とお会いして、おつき合いしたのは2人です」
こう聞くと男性と出会うことにずいぶん積極的なようだが、恋愛経験や性の知識が豊富というわけではないという。
「結婚が20代前半と早かったんですよね。学生時代、お友だちでセックスのことも赤裸々に話す子もいたんですよ。『失神した』なんていうから私、びっくりしちゃって。そんなこと現実にあるの? って。私にとっては官能小説の世界です。でもその子の彼氏も知り合いだったし、聞いているこっちが恥ずかしくなるしで、あんまり生々しい話はしないでってお願いしました」
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
恋愛を封印してきたシングルマザーが、一瞬で撃ち抜かれるような恋をした「お相手」とは【オトナ婚/第21話(前編)】
OTONA SALONE / 2024年5月13日 11時15分
-
再婚率は20%… シングルマザーの婚活事情とは
KOIGAKU / 2024年5月4日 18時3分
-
肌の合う年下カレとの不倫。「もう夫のことは受け付けない」そんな彼女の行きつく先は…(後編)
OTONA SALONE / 2024年4月30日 20時1分
-
離婚して2年、今さら後悔…別れた夫と復縁できますか「ルーズだったけど、おおらかな人だったな」【夫婦問題研究家・岡野あつこさんがアドバイス】
まいどなニュース / 2024年4月20日 19時32分
-
一度離婚した相手と「再婚」どう思う? 浮気がやめられない元夫、別居婚だった元夫と復縁した40〜50代女性たちの“実話”
オトナンサー / 2024年4月20日 8時10分
ランキング
-
1キウイの皮を剥くのが面倒→皮ごと食べられます! 気になる毛の解決法も伝授、ゼスプリが明かすキウイの手軽な食べ方は?
まいどなニュース / 2024年5月18日 7時0分
-
2煮物だけじゃない!スーパーフード並みの栄養価「切り干し大根」の意外な食べ方
週刊女性PRIME / 2024年5月18日 8時0分
-
3軽自動車、20年で6割値上がり 初の平均160万円台が視野
共同通信 / 2024年5月18日 16時51分
-
4「ガラケーの使い方が分からない…」スマホ世代の新入社員が訪問先で“やらかした”大騒動
日刊SPA! / 2024年5月19日 15時54分
-
5「バヤリースオレンジの瓶、製造中止」SNSで拡散 アサヒ飲料「そのような事実はない」と否定
ねとらぼ / 2024年5月18日 11時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください