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尿もれでメンタルをやられてる人もいる。読者アンケートの結果発表【尿もれオンライン取材・全文ログ】#7

OTONA SALONE / 2023年9月15日 21時30分

更年期世代から始まり、閉経後の女性の約半数に起こると言われている「GSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)」。

ひらたく言うと尿漏れ、頻尿、性交痛など「おシモ」の諸症状のことですが、なかなか周囲に相談しにくく、ひとりで悩んでいる女性も多い問題です。

そこで今回オトナサローネでは、編集長イノイチ&編集部ノゾミに加え、「尿もれ師匠」SAY(セイ)さんをゲストとしてお招きし、読者30名の皆様と一緒に「尿もれ」の問題に関してオープンに話す公開オンライン取材を開催しました。

1時間半の取材を12本の記事に起こし、丸ごとお届けする本連載。この記事は7本目です!

 

読者アンケートから紐解く「みんなの尿もれ」

イノイチ:意外とみんな、一滴二滴よりは、「ちょろ」って漏れてるんですよね。シミが広がる感じの。これ全世代データなので、65歳以上の人も含まれてます。

アンケートを自由回答でとると、幅広い世代の方が反応くださるので、本当にみんな悩んでるんだなってことがわかるんですが、尿もれに関しては60歳以上から増えていくんだなって印象があります。

 

私達(オトナサローネ)は、45歳から55歳くらいの更年期世代を対象として記事を作っているんですけど、39~59歳のアラウンド更年期世代の方でも「尿もれのある方」のほとんどが、専用の尿もれパッドを使っている。もしかしたら、生理用品と混ざってる人もいるかもですが、ノーガードっていう人はいないんです。

 

60歳を過ぎると、紙おむつも意外とみなさんお使いになっている。一方、紙おむつというキーワードは、アラウンド更年期というよりも、出産のダメージがあった人のほうが使われてるなという印象がありました。

あと、ニオイとか漏れるタイミングとかで、メンタルのダメージがものすごく大きいということに気づきました。65歳を過ぎると、周囲も漏れているから「アタシまた漏れちゃった」「パッド貸して」ってなってきて、慣れが生じるんだと思うんです。でも50歳過ぎた頃って周りがまだあんまりオープンにしてないから、自己否定しちゃう。「こんな自分はもうだめだ」みたいな。

 

SAY:みんな漏れてるのにね……

 

イノイチ:そう、みんな、漏れてるのに!

 

ノゾミ:漏れるよね~。でも、ニオイに関していうと、このあいだ人がいっぱい並んでるときに「あれ、このニオイは……」って思ったことがあって、前の人がちょっと、出てたかなって。

 

SAY:お年を召した方には多いですよね。

 

ノゾミ:ノネナール的な老年臭とは違うニオイがすることがあって。あるよね、ニオイ。

 

SAY:私もスーパーでもちょいちょい思うこと、ありますよ。みんな出てるから……。

 

イノイチ:今回アンケートに200件近くご回答頂いたんですけど、重症の方、メンタルにきている方、いらっしゃるんです。たとえば、パッドでは対応できなくて紙おむつをつかっていらっしゃるという方。この方は便も出てしまうということなんですね。

あとは、メンタル面でおつらい方も多い。「旅行や長い移動ですごく不安」になるという方や、「パッドなしでは生活できない。情けないし治したい」というご意見も……。

「いや、情けなくないよ!」っていう気持ちになりますよね。

 

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文/星雅代

 

≪主婦の友社 OTONA SALONE編集部さんの他の記事をチェック!≫

 

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