【後編】呼吸を変えるだけで、くびれができる!?　50代からはじめるピラティスで、しなやかなメリハリボディに！

OTONA SALONE / 2023年9月22日 12時1分

51歳、中学3年生と小学6年生男児の母、編集部・諏訪がダイエットに挑戦中。いくつもある痩身メソッドのなかから選んだのはマシンピラティス。

とある美容家の「年を重ねたら脂肪は財産」という言葉を胸に（言い訳に）、「小太りのままでいいか…」と諦めていたところでしたが、健康診断の結果や子どもたちの「最近、太ったね」という言葉により自分にカツを入れ、週2回のレッスンをなんとか継続中。

目標は寸胴体形からくびれをつくること。運動は苦手、できればしたくないという諏訪を見守りつつ、その頑張りをライター岩淵がレポートします。

【前編】につづき、ではピラティスの成果と体型変化をご報告します。

50代からはじめるピラティスで、ぜい肉とおさらば！　目標はしなやかなくびれ　#03　後編

▶【前半を読む】
ポッコリお腹も “ 姿勢の悪さ ” が原因のひとつ。肋骨の開きを改善するのがくびれへの近道！　でも、どうやって？

週2回のレッスンが少しずつ軌道にのってきた……かも

今回は背骨の動きや呼吸について詳しく教えてもらいました。

諏訪のレッスン状況はというと、「筋肉痛が中2日で解消するのか、不安…」と言いつつも、週2回のレッスンを開始。回を重ねるごとに、レッスン内容も頭に入りスムーズに動けるようになったと自己申告。ただ、呼吸を意識しなければ！と思えば思うほど、動きがズレてしまう傾向に。

微妙な手の位置の違いによって、筋肉に効いている感が変わることもより実感できるようになりました。フットバーにのせる手の形だけでも違いを感じられたそう。

手の置き方に迷いがあるのか、片方は握って片方は開いている状態。これは手のひらで押すほうがいいとのこと。

「レッスン中につい、『ふぅ～、きつい』と心の声がもれてしまいがち。それでも、初日よりは形になってきて、先生から『ナイス』『いいですね』と言ってもらえる回数も増え、少しずつ動けるようになってきたのかなと思っています。ほめられるとうれしいものですね。普段、ほめられることはあまりないし、自分自身も子どもたちに小言ばかりでなかなかほめることがないので、反省しました（笑）。

先生たちを見ていて、できないことには寄り添い、できることはほめる、ということを学びましたね。ピラティスは体を整えるだけでなく、前向きになれる、心が変わると言われているけれど、本当にそうだと思います。

さて、肝心の体への影響ですが、見た目的にはまだまだかな～。でも、体重を計ってみると（壊れていた体重計、直りました）、マイナス1.2㎏!!!!　気をよくした私は、これならアローズのパンツも入るかも!?と挑戦しましたが、すぐに撃沈……。ファスナーは前よりもすっと上がった感覚はあったものの、閉まることはありませんでした」

ピラティスをはじめる前の状態。ファスナーは途中で上がらなくなっている。

レッスン4回受けての成果。だいぶファスナーが上がるようになったが、窮屈そう。

晩酌は続いているけれど、お菓子はセーブ

カフェインレスのお茶を中心に水分を積極的にとるようになった諏訪だが、晩酌は日々の楽しみのため継続中。

「晩酌のおともに、おつまみを用意しているのですが食べきってしまうと、たまに息子たち用のお菓子ボックスからスナック菓子をちょうだいしていました。しかし！　ピラティスをはじめてからはせっかく運動しているのだから…とスナック菓子は封印。手を出すのを我慢しています。これが、体重減の理由!?」

子どもと、子どもの友だちが遊びにきた時用のお菓子ストック。魅力的なお菓子のラインナップだが、ここに手を出すことはなくなった。

「学生時代から運動が嫌いで、スポーツをする習慣がなかった私にとって、運動はまだ『しんどい』もの。でも、一緒にレッスンを受けていた方が、『午前中からピラティスができて気持ちよかった～』と言っていて、驚きました。確かに、体を動かすと肩こりがラクになるし、汗をかいてすっきりするけれど、私はまだ『気持ちいい』という境地にはたどり着けていません。レッスン後の第一声が『はぁ～、つかれた』ではなく、『今日も気持ちよく体を動かせた』と言えるようになるのが、当面の目標ですね」