いま40代の私たちがあと60年生きて100歳を迎えてしまうなら
OTONA SALONE / 2017年10月30日 21時0分
今までの人生を振り返ってみよう
オトナサローネの読者のみなさんは、現在、アラフォーだとアラフィフだの言っているかもしれませんが、日本の女性の平均寿命は、そろそろ90歳に手が届こうとしています。つまり、100歳人生というのが、珍しくもなんともない時代がやってくるのです。
そうなると、今、やっと人生の折り返し地点にやってくるかどうかというところ。「これから50年をどう生きるか」が、とても重要になってくるわけです。
そのために、まずみなさんにやってほしいことは、今までの人生を振り返ること。まぜなら今のあなたの考え方や生き方を作っているのは、今まで生きてきた時間だからです。
ライフチャートイベントを書いてみる
例えば、今、結婚していないのは、学生時代にひどい振られ方をして、男性と付き合うことに臆病になっているからかもしれないし、バリバリキャリアウーマンを目指しているのは、幼いころ、専業主婦だった母親が反面教師になっているかもしれません。
そこで、今までの人生を知るために「ライフチャートイベント」を書いてみましょう。縦軸には人生の満足度、横軸には5年刻みに年齢を書き、何歳の時に、どういう出来事がおこり満足度の高低を記入してきましょう。
「ライフチャートイベント」を書くことで、自分は何が好きなのか、やり残したことが見えてくるはずです。
これからの50年、余生ではなく未来です
体力の衰えを感じ始めてくる40代、日々老いを感じているかもしれませんが、おまけ的な「余生」ではなく、まだまだ「未来」が待っています。
ライフチャートイベントで、あなたのやり残したことを、1つ1つやっていきましょう。私が以前、キャリアセミナーをしたときに、大手製薬会社を55歳で早期退職した方がやってきました。
彼に「ライフチャートイベント」を書いてもらったところ、彼は「18歳で税理士になりたかったが、ハードルが高く、大学を卒業してサラリーマンになった。それがやり残したことだ」と気が付きました。そして、それから税理士の勉強を始め、資格に合格し、67歳で開業しました。
また、私の友人のお母さんは、50歳から放送大学に通い、授業を1万時間履修して表彰されました。今は、78歳です。
あなたは、やり残したことはありませんか? さすがに「宇宙飛行士になりたい」という夢はかなわないかもしれませんが、今から宇宙について勉強したり、宇宙に関わる職業に転職することはできるでしょう。
仕事も結婚も、まだまだあきらめる必要はありません。20代30代と同じような価値観、生き方をしているから息苦しさがあったり、つまずいたりするのです。
年齢にあった生き方や仕事や結婚、ライフスタイルを見つけるようにしてください。人生は、まだまだこれからです!
50歳からは自分が主役の人生を送る!
『女50歳からの100歳人生の生き方』 小島 貴子・著 さくら舎・刊 1,512円+税
日本女性の平均寿命は87歳を超え、多くの女性が100歳を超えて生きる時代に入りました。
これまでは余生といわれていた50歳以降ですが、そこには「未来」があります。著者の専門のキャリア心理学を駆使して、自分で100歳人生のシナリオが書けるように導いてくれる本!
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