「苦労させたくなかっただけなのに」良かれと思って塾に行かせていた母に、子どもが「受験ストレス」で爆発!
OTONA SALONE / 2024年9月14日 18時0分
子どもの将来を心配して、小さい頃から塾へ通わせる親は多いですよね。ただ、いくら塾に通わせたからといって、必ずしも第一志望の学校に合格するとは限らないもの。むしろ親が過干渉になりすぎることで、親子関係が壊れてしまうというパターンもあるようです。
今回の記事では、教育熱心になったばかりに親子関係が崩壊してしまったと語る女性のエピソードを紹介します。
「早く結婚しなさい」と言われて、学業や仕事より結婚を優先
東京都で暮らす聖子さん(仮名・62歳/パート勤務)には、大学生になる一人娘がいます。
今では関係も回復したそうですが、過去には親子間でいかさいが起きたこともあるそうです。一体、何があったのでしょうか……?
聖子さんの話によると、親子間でトラブルがおきたのは、娘の「受験」にこだわったことが原因とのこと。娘には自分のように苦労させたくなかったからこそ、高い学力を身につけてほしいという思いがあったそうです。そして、そう感じてしまった理由には、聖子さん自身の生い立ちが関係しているのだとか。
幼少期、実家の母から「早く結婚して幸せになりなさい」と、言われ続けて育った聖子さん。25歳になった頃、職場で出会った男性から熱烈なアプローチを受け、結婚したそうです。
彼は好みの男性ではなかったものの、。親から「早く結婚しろ」としつこく言われ続けてきたため、彼の好意を受け入れることにしました。その後、寿退社して専業主婦になったそうです。
「結婚したら、平凡な幸せを手に入れられるはず」
そんな聖子さんの専業主婦生活への淡い期待は、結婚とともに音を立てて崩れていったのです。
夫は企業に勤める平凡なサラリーマン。かなりケチな性格だったこともあり、聖子さんに渡すおこづかいは毎月1万円のみでした。
パートに出てもロクに稼げない。娘に同じ苦労をさせたくないと思うように
聖子さんはおこづかい稼ぎのためにパートへ出るようになりましたが、その稼ぎはスズメの涙。
共働きで働く正社員の友人たちが、いい時計やジュエリーを身につけているのを見ると「私ももっと勉強していればよかった。結婚して退職してからも、有利な再就職ができたかもしれない」と思ったそうです。
「娘には、自分のような苦労させたくない」
そう思った聖子さんは、娘さんが小さいうちから読み書き&計算の教室へ行かせることに。小学校、中学校へと進むと有名な進学塾へも通わせました。
勉強の甲斐もあってか、娘さんは有名な私立高校へ進学。合格を知った時は、本当にうれしかったと聖子さんは語ります。
入学してみると、まわりはみんな出来る子ばかりだったため、勉強についていくのが大変そうだったとか。娘に苦労をさせたくないという思いから、高校入学後も「もっといい塾はないだろうか?」と、あちこち探し回ったそうです。
やがて娘は、勉強を徐々にサボるように……。どうも娘は、勉強そのものがあまり好きではない様子でした。
勉強嫌いな娘にモヤモヤ
部屋に様子を身にいくと、こっそり漫画を読んでいたり、携帯をいじっていることもしばしば。その都度「勉強しなさい」と、聖子さんは眉をひそめて叱り続けてきました。
「あまり勉強しろとは言わない方がいいのだろうか?」と思うこともありましたが、何も言わないとサボりそうだったので、「勉強しなさい」とは定期的に言い続けたそうです。
聖子さんの思いもむなしく、勉強しろと言えば言うほど、娘のやる気は失われていくように。進学塾にも通わせていましたが、テストの点数は決していいとはいけない状況でした。案の定、第一志望の大学に落ちてしまったそうです。
ロクに勉強をしている様子もなかったので、大学受験に落ちて当然だと聖子さんは思ったそうです。
そこで、娘さんに「努力が足りないから、合格しなかったのよ」と詰め寄ると、突然暴れてキレ始めたとか。
▶続きの【後編】を読む▶「努力が足りない」という言葉に、ブチ切れた娘。親子関係はどうなってしまうのでしょうか? __▶▶▶▶▶
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