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睡眠さえ整えれば「人生すべてうまくいく!」【働く女子のための睡眠革命】#1

OTONA SALONE / 2024年9月6日 21時30分

やることの多い40代・50代。働く女性ならなおさらです。増える日々のタスクをこなそうとすると、犠牲になるのは「睡眠」……という方も多いのではないでしょうか。

睡眠が大事、そんなことは言われなくてもわかってる、と思うでしょう。でも、日々のタスクをこなし、人生をうまく回すためには「ぐっすり眠ること」こそが最優先!

日々がんばっている、「がんばっているのに報われない」と感じているオトナサローネ世代に読んでほしい新刊『働く女子のための睡眠革命』から、睡眠の質を上げるとっておきのコツを抜粋してご紹介します。

 

 

働く女子のための睡眠革命 #1

 

生きづらいのはあなたのせいじゃない

「なんだか最近、生きづらいぞ」と感じているなら、たぶんその感覚はハズれていません。なぜなら
日本人女性は30代も半ばを過ぎると、よほどのスーパーウーマンでもない限り、毎日の暮らしが回りにくくなる条件がこれでもかとそろっているから。

 

ここでお伝えしたいのは「あなたの生活が回りにくいのは、あなたのせいではない」ということ。個人の性格や怠惰によるのではなく、女性のもつ特質や、おかれた環境のせいなのです。

 

 

世界一眠れていない日本人女性

OECD(経済協力開発機構)加盟国に対する調査によると、日本は1日の睡眠時間の平均が他国に比べて短いことが明らかになっています。しかも日本人どうしで比べると、男性よりも女性のほうがさらに短いという結果に。

 

つまり「日本人女性は、世界でいちばん睡眠時間が短い」といっていいでしょう。では、日本人女性の睡眠時間が短いのはどうしてでしょうか? いろいろな原因が考えられますが、ひと言でいえば「忙しい」ということ。職場では責任のある仕事をまかされることも増えてくる世代。家庭では日々の家事。家族のいる人なら育児や介護。職場でも家庭でも、責任が大きいのです。

 

いまや夫婦での共働きスタイルが主流ですが、社会的にはまだ「家のことは女性が主体で」という感覚が根強く残っています。平日の1日の平均家事時間を調べた調査(全国家庭動向調査)では、妻247 分、夫47分。育児時間は妻524分、夫117 分。

 

そして、生活時間を削って日々のタスクをこなそうとすると、真っ先に「睡眠」を犠牲にしがちです。

「私ががんばればイケる!」系女子のツラさ

日本は世界的に見てもたいへん長寿な国で、いまや人生90年とも100 年ともいわれています。けれどじつは、亡くなるまでの「平均寿命」に比べ、健康的な問題がなく日常生活を送れる「健康寿命」はかなり短く、特に女性は平均寿命と健康寿命の差(不健康寿命)が12.06歳とさらに大きい……はっきりいって「女性は不健康なまま長生きする」のがデフォルト。今感じている不調を無視したまま、この先何十年も過ごしたらどうなるのでしょうか?

 

少しでも健康寿命を延ばして、老後もずっと幸せに生活したいですよね。そのためにも若いうちから睡眠をしっかりととって、心身にかかる負荷をリカバーできるようにするのです! 「睡眠をしっかりととろう」と言われても「そりゃそうでしょ!」「それができれば苦労しないよ!」という人がほとんどかもしれません。

でもじつは、睡眠の質を上げるとっておきのコツがあるのです。それも誰にでもできる、身近なやり方で。

 

 

次回▶▶「睡眠の質を上げるとっておきのコツ」をお伝えしていきます

 

 

※この記事は『働く女子のための睡眠革命』角谷リョウ・サトウ未来 著(光文社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

 

■『働く女子のための睡眠革命』角谷リョウ・サトウ未来 著(光文社)

上級睡眠健康指導士の2人が送る、体調・メンタル・仕事・人間関係が好転する、楽勝にして最強の睡眠アイデア集。忙しい現代女性必読のバイブルです。

 

≪オトナサローネ編集部 木村美穂さんの他の記事をチェック!≫

 

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