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習い事の「やめさせ時」っていつ?子どもにかけた「親の期待」との向き合い方(前編)

OTONA SALONE / 2024年10月9日 11時0分

東京で4人の子どもと暮らしているライター・岡本ハナです。

長女はADHDと強迫性障害を併せ持ついわゆる発達障害児ちゃん。小学校1年生のときに情操教育の一環として始めた芸能活動は「初仕事を機に長女に良い変化があれば…」と思っていたのに何も変わらず。むしろ、そんな親の期待とは裏腹に、レッスンをさぼりがちになっていきました。

今回は、「親が良かれと思って始めた習い事を、どこで見切るのか」そんな話をしたいと思います。

【東京こども4人育児日記 #36】

途中で辞めることは「教育放棄」なの?

出席していても教室の端っこの方で遊び始めるようになり、講師や他の子どもたちから、呆れられていることが伝わるようになり三か月ほど。レッスンを見学している保護者からの視線がますますイタくなり、私たちの居場所はないと感じていました。

「うちの子は真面目に取り組んでいるのに、雰囲気を壊さないでくれる?」って絶対思ってるよね……。

たしかに、長女はやる気がない!でも、子どもが習い事を辞めたいって言ったらそれを素直に受け止めるのはいかがなものか。「それこそ、教育放棄じゃない?」と自分に言い聞かせ、耐える日々。

しかし、下の子達を連れての習い事の送迎は、正直言って私もキツイ。

体力の限界も目の前だったその時、終止符を打つ事件が勃発したのです。

次のページへ▶▶これはもう「やめさせ時」かも…。子どもにかけていた「自分の思い」と向き合うきっかけになった事件とは

 

 

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