妊婦検診で判明した橋本病。さらに子宮頸がんの疑いに「またか」と深刻に受け止められないながらもよぎる不安の正体とは?
OTONA SALONE / 2024年10月13日 13時1分
40歳元ファッションスタイリストの子宮頸がん闘病記。前編に続く後編です。
<<【前編】「「そんなに緊急性が高いの!?」妊婦検診の結果を受けて病院から緊急呼び出し!判明した病気は1つだけでなく」
【連載 子宮頸がん日記#21】後編
妊娠15週。妊婦検診で判明!子宮頸がんの疑いによる再検査
初期妊婦検診で引っかかった1つめの項目は橋本病。しかし、現状すぐに治療をしなくても良さそうとのこと。では、もう1つは…?
「今妊娠15週目だけども、子宮頸がんの前段階である中度異形成が出ているね」とおっしゃる先生。
あー、ここ10年、たびたび疑惑が持ち上がる子宮頸がん。もう何度も言われているので、はいはい、あれね。という気持ち。もっと深刻な病気かと思ったので、どこかほっとしてしまうような。(子宮頸がんももちろん深刻なのですが、何度も検査に引っかかってそのたび経過観察なので慣れてきてしまっていたのです)
「やっぱりそうですか。子宮頸がん検査は何度か引っかかっていて、定期的に検査をするように言われています。ただ、異形成であってもほとんどは自然消滅すると聞いたので、大丈夫かなと思っていたのですが」と余裕を見せる私。伊達に何度も子宮頸がん検査受けてないですから。(自慢することではない)
ところが「確かに異形成であっても、自然治癒する可能性はあります。ただ、感染しているHPVウィルスの型によっては、がん化する可能性が高いのと、あなたの場合は数年にわたって子宮頸がんの疑いが出ているから、もう少し調べたほうがいいと思う」と先生。
慎重な先生なんだな、と思いながらもその日のうちに再検査をすることになったのです。
子宮頸がん疑い再検査の結果、さらに進行していることが判明
数日後、再検査の結果を聞きに再度クリニックへ。結果によると、初回の検査で出ていた中度異形成から1段階進行してしまった高度異形成であることがわかりました。
子宮頸がんは、軽度異形成⇒中度異形成⇒高度異形成⇒がんと進行していきますが、下の図の通り、がんに進まないもの、自然に排除されるケースがほとんどです。
私自身、高度異形成は何度も出ていたので、正直やっぱりな。という気持ち。
きっと先生は、がんの前段階であるということを念のため私に伝えているだけで、現状特に心配はいらないんだろうなと思ってしまっていたのです。このときまでは……。
▶▶【つづき】は10月下旬更新予定です。
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