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外で子どもが親に殴る蹴る…なんとかしたいのに「もっとやれ~」の野次が。誰か助けて!(後編)

OTONA SALONE / 2024年11月6日 11時1分

東京で4人の子どもと暮らしているライター・岡本ハナです。長女はADHDと強迫性障害を併せ持ついわゆる発達障害児ちゃんです。

前回は「家で荒れ狂う(怒って暴れる)子どもはスルースキルで華麗にかわす」という話をしました。今回は、外出先や公共の場でも同じことができるのか?という話をします。【後編】です。

 

対応策2:いつも通りスルーする

子どもが怒って叫んでいても、完全に「耳にふた」でスルーしていると、事情を知らない周囲の人にとっては「育児放棄の親」にしか見えません(もちろん、大きな迷惑を掛けている自覚はあります)。上から下までジロジロと見られて怪訝な顔をされてしまうこともあります。(そりゃあそうだ)

 

ただ、私がゲッソリとした顔つきをして“疲れ切った母親”のような状態でいるときは「あなた、大丈夫?」と声をかけられたことも。そのとき、私を心配すると同時に、子どもに対しても諭すように声掛けをしてくれたりするのですが、それで子どもがおとなしくなることはありません。

むしろ、子どもがその方に向かって「うるさい!」とか「関係ない!」と叫んで、返り討ちにしてしまうこともあります。本当に、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

 

実はこれが一番きく 次ページ

対応策3:神待ち

子どもが落ち着きを取り戻すまで「うん、うん……」とうなずきながら相手をするものの、なかなかおさまらない。

そんな時に、たまに現れる神様がいます。それは、ママ友や通りすがりの人。家族ではない誰か他者にピシャッと言われることが、一番抑制されるのです。(先ほどのおばさまのような、優しい雰囲気ではないのがポイントです)

「わたしも精一杯相手をしていたのに、なんで?この差はなに?」と、モヤモヤは残ります。悔しいし、悲しい気持ちになります。でも、この場がおさまるのだから、いったんヨシとするしかありません。

他力本願で申し訳ないけれど、心のどこかで「誰か助けてくれ~!」とSOSをだしている私なのでした。

 

スルースキルで大失敗 次ページ

番外:スルー慣れにご注意を!

余談ですが、私は前述の「スルースキル」をやりすぎてヘマをしてしまいました……。

暴れん坊の次男(現在4歳)が、銀行内の列に並んでいる私にめがけて後ろから横から、キック!パンチ!と大はしゃぎしていたときのことです。

私の後ろには並んでいる人がいなかったこともあり、「はいはい」とスルーしていたところ、脚にぶらさがっているときに私のパンツがずるりと下がって、半ケツ状態に(涙)。

やたら荷物の多い日で、そんな状態に陥っていることにすぐ気が付かず。気が付いて後ろを振り向いた時には、人がたくさん並んでいて、丸見え状態に……。絶望しました。

 

 

 

 

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