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#112 対象外…。40代独女が感じた「疎外感」とは?【40代編集長の婚活記】

OTONA SALONE / 2018年9月26日 17時0分

恋人いない歴9年以上、恋愛にはとんと“ご無沙汰”な46歳、OTONA SALONE編集長・アサミ。「このまま一生、独り身で生きていくのかもしれない」思いつつ、44歳にして婚活をスタート。

婚活パーティや婚活アプリ、知人の紹介などに挑んでみるものの、恋人すらできないまま婚活歴が2年を過ぎ……。これは40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。

 

婚活に悩む独女の行きつく先

人がダイエットに挫折するのは、なかなか体重が落ちたり、やせた実感がなかったりするからだと思う。

同じように、なかなか恋人の一人もできずにいると、婚活も挫折しそうになる。実際、この2年間で婚活疲れをして何回か休活したことがある。

婚活に疲れたり、悩んだりすると占いに行ってしまうのは、私だけだろうか、それとも婚活あるあるだろうか。

 

婚活のゆくえを2度、占う

初めて婚活のゆくえを占ってもらったのは、昨年の2月。婚活で立て続けに3人にフラれたあと、流光七先生に鑑定してもらった(#38 婚活で3人にフラれた40代独女に新たな出会いはあるのか)。

 

そして、2回目に占ってもらったのが、今年の8月。モトカレとも破局し、紹介された男性とも恋愛にならず、婚活アプリでも裏切られ、個室婚活で誰ともマッチングしないという状況に陥って、西新宿の母に鑑定してもらった(#110 婚活に「行き詰まった独女」の駆け込み寺とは?)。

どちらの占いでも「結婚できない」とは言われていない。ま、そんなことストレートには言わないのかもしれないけれど……。ただ、2人の鑑定に共通していることがいくつかある。

 

鑑定で共通していたこと

不思議なことに、占った先生も、時期も、占術も違うにも関わらず、まったく同じことを言われた点がいくつもあった。

・もともと結婚との縁が弱い。

・出会いや縁が良くなるのは2017年下半期以降。

・結婚運が高まるのは2018年以降。

・婚活〇〇には向いていない。

・出会いのきっかけは、趣味か、学びの場か、仕事。

・縁がある人にはピンとくるものがある。

ざっとこの6つ。実は一番気になったのが、2人とも「ピンとくる」と言っていたこと。私にそんな直感が働くのだろうか?

まさに起こっていた「不思議なこと」

もうひとつ気になったことがあった。西新宿の母に言われたことだ。

西新宿の母「いま、不思議なこと起こっていると出てる。それで、どういうふうにしようか対策を考えている」

まさにそのとき、誰にも話していなかったが不思議なメールをもらっていたのだった。

男性「こんにちは。OTONA SALONE、いつも拝見させていただいております。とても楽しい企画ですね! 東京女性の小宇宙カルチャーの先端です」

どこかで会った男性からのメールだった。探してみたら名刺はあった。でも、いつ、どこで会った人なのか、どういう顔か、まったく記憶にない。

 

不思議なメールに悩む40代独女

念のため、その男性の名前を検索してみた。同姓同名が多いのかたくさんの男性が出てきて、ちょっと見てみたけれど誰も見覚えのある顔ではなかった。名刺にある会社名でも検索してみたけれど……詳しくは出てこない。

 

返信、どうしよう……。

社交辞令みたいなメールだし、そもそも相手がよくわからないし。悩みながら、1日ほど寝かせてしまった。

でもまぁ、OTONA SALONEを面白いとほめてくれたことは素直にうれしかった。丁寧な言葉づかいのメールだし、小宇宙カルチャーの先端っていう言葉のセレクトもなんか素敵だし。

なんかこの男性、ジェントルマンな印象! 彼の名を仮に「ジェントルさん」としよう。

 

意を決して返信したメールは

ジェントルさんにお礼の気持ちを伝えよう。そう思ってメールを返信した。

アサミ「ありがとうございます。OTONA SALONEは、“主婦じゃない人の友”を裏コンセプトとして始めました。弊社は主婦の友社なんですが……(苦笑)。

創業して100年を超えました。100年前はほとんどのオトナの女性が主婦だったかもしれませんが、いまは主婦ではない働く女性たちが増えています。独身だったり、子供のいない女性だったりもいます。

そんな主婦じゃないオトナの女性が集まれる場所を作りたいと思って、OTONA SALONEを始めました。その企画のひとつとして、私は40代の婚活のリアルを伝えていこうと記事にしています」

会ったことはあるけれど誰だかわからない相手なのに、ちょっと暑苦しいメールを送ってしまった。うれしかったのでつい、熱がこもっちゃって(笑)。

ジェントルさん、引いてしまわないだろうか……。

ジェントルさんの反応は?

それほど時間を置かずして、ジェントルさんからの返信メールは届いた。

ジェントル「『主婦じゃない人の友』。なるほど、面白いですね! 日本の社会は既成概念に縛られていて、女性の社会的役割のあるべき姿や可能性が、過半数の男社会企業によって狭められていると感じます。

子供がいない女性がマイノリティなのは確かかもしれません。でも、それがバイオロジカルとして当たり前だとする観念は、社会の中のフツーの考え方の人々が単にそう言っているように感じます。もっと多様な生き方や社会における役割を尊重していく時代になってほしいものですね」

ちょっぴり表現が小難しい文章だけど……。ジェントルさん、主婦じゃない、子なし独女を応援してくれている気がする!

 

40代独女が感じていた、疎外感

ジェントルさん、わかってくれる人かも。うれしい。

いま、女性活躍推進をうたわれている時代だけれど、なんとなくそれは産後の女性の復職だったり、仕事と育児の両立だったり……。私のような子どものいない女性、独身女性はまったく対象外に感じていた。

産休も育休も取らず突っ走ってきた私たち。もちろん少子化の改善に貢献できていないことに何も思わなくはないけれど、女性活躍推進における女性が「女性=子供がいる女性」になってしまっていることが少し悲しかった。

私たちだって……女性なのに。

だから、ジェントルさんの言葉は、子なし女性のことも応援してくれているようで、うれしかった。

 

編集長アサミ、暑苦しさ全開!

スイッチが入ってしまった私は、さらに熱がこもってしまった。

OTONA SALONEをほめてくれた! 40代独女の気持ちをわかってくれる!

それがうれしくてなんだかプレゼンモードに火が着いた。相手がどんな人だかわからないのに……。

アサミ「弊社もそして同業他社にも、結婚していない女性や子供がいない女性がたくさんいて、それぞれ頑張っていると感じます。でも、そうした女性たちを応援するメディアがないんです。30代後半から40代、50代向けの女性メディアは“ママ”や“妻”であることが当たり前のようで」

 

オトナサローネの原点とは

アサミ「弊社は『家庭の幸福と女性の地位向上』を掲げて約100年前に創業しました。そして創刊した『主婦の友』は、当時の大人女性の友のような存在になれたのかもしれません。でも100年を経たいま、主婦じゃない女性は増えています。

いまの時代に合った、主婦じゃない女性たちの友になれるメディアを作りたいと提案して……最初は『独女の友』と提案したのですが、さすがに刺激的だということで『OTONA SALONE』になりました。

長文すみません。応援していただけて、本当にうれしいです」

 

メールは一旦、それで途切れた。

連続して暑苦しいメールを送ったので鬱陶しかったかしら? ま、いいや。

でも、メールを受け取ったその日から……ジェントルさん、彼の存在がちょっとだけ気になり始めていたのは確かだった……。

★アサミの婚活・新シリーズ #オトナの婚活コーデ 始めました★

 

【何者かわからないけど、気になり始めたジェントルさんとの今後は? 来週10月3日(水)17時をお楽しみに!】

 

【前回はコチラ】

#111「婚活迷子」な独女、結婚できるか占ってみた【40代編集長の婚活記】

【一気読みするならコチラ】

 

 

 

≪OTONA SALONE編集長・婚活コラムニスト 浅見悦子さんの他の記事をチェック!≫

 

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