秩父鉄道で旧型客車の特別運行 傘寿を祝う特別企画

　懐かしの編成が25年ぶりに期間限定で復活。秩父鉄道（埼玉県熊谷市）はSLパレオエクスプレスけん引で、旧型客車を4月13、14、20、21日に特別運行する。SLパレオエクスプレスとして運行する蒸気機関車C58363（シゴハチ サンロクサン）号機が、2024年2月19日に製造から80年を迎えたことを受け、傘寿を祝う特別企画だ。

　旧型客車が運行していたのは、SLパレオエクスプレスの運行開始当時から11年間（1988年～1999年）で、今回秩父鉄道線内を旧型客車で運行するのは約25年ぶりとなる。通常の12系客車とは異なる仕様でSLパレオエクスプレスの旅を楽しめる。運行区間は秩父鉄道熊谷駅～三峰口駅間、1日一往復で全席指定席。普通乗車券のほかに「SL指定席券」（「秩父鉄道SL予約システム」から事前予約だと税込み1000円、駅窓口購入だと同1100円）が必要。