子宮体がんに関する調査で最も多かった「受診のきっかけ」は? 病気に対する知識を普段から蓄え早期発見を!
OVO [オーヴォ] / 2025年2月5日 15時30分
がんは早期発見が重要、早ければ早いほど治る見込みが高くなる。中でも、女性が気を付けたいのが、日本において女性のがんで6番目に罹患(りかん)数が多い子宮体がんだ。2022年には1万8300人以上が診断された子宮体がんは、ステージが早期の5年生存率は約80~90%、だが、進行期となると5年生存率が20%未満に低下するため、早期発見が重要といえよう。
今回、バイオ・医薬品企業のアストラゼネカ(大阪市)は、子宮体がんと診断されたことのある190人を対象に確定診断に至るまでの過程や治療状況、日常生活への影響と子宮体がんに関する知識の実態について調査した。調査期間は2024年9月3日~15日。
この調査によると、子宮体がんの診断前、医療機関を受診したきっかけで最も多かったのは「気になる症状があったから」で76%。やはり異変が起きたら、すぐに受診すべきでそれが早期発見につながるのは言うまでもない。その 気になる症状については、93%が「不正出血」と回答。ただ、異常が見つかった、症状を感じて婦人科を受診した患者のうち半分強の51%が、受診するまでに1カ月以上かかったという。
時間がかかった理由としては、「不正出血などの症状が子宮体がんと結びつかなかったため受診の必要性を感じなかった」の割合が55%で最も高く、診断前に知っていたら良かったと思う知識で最も多いのは「子宮体がんの初期症状」の62%だった。子宮体がんの初期症状として最も多くあらわれるのが不正出血で、さらに病状が進行すると、下腹部の痛みや腰痛、下肢のむくみなども症状として出ることがあるようだ。
この調査では、61%の患者が診断前により多くの知識を持っていたとしたら「もっと早い受診につながる」と回答するなど、早期発見は病気に対する知識を普段から蓄えることが重要といえそうだ。
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