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約半数が年末に「内面の整理をしたい」と回答 効果的な“心の大掃除”3ステップ

PHPオンライン衆知 / 2024年12月26日 12時0分

心の大掃除

年末といえば、家の掃除や不用品の整理といった「大掃除」の季節。しかし近年は「心の大掃除」にも注目が集まっています。手帳『pure life diary』が行った調査によると、2人に1人が年末に「内面の整理」を意識し、約3割の人が今年の年末の過ごし方として「内省」に取り組みたいと考えていることが分かりました。

 

心の大掃除とは?紙の手帳のニーズ拡大に見る“内省”への意識の高まり

「心の大掃除」とは、物理的な掃除だけではなく、心や内面の整理を行うこと。自分の価値観や気持ち、習慣を見直し、不要なものを手放し、新しい1年を迎える準備をする活動です。

デジタルツールが加速する中、手帳ユーザーのうち"紙の手帳"利用率は8割(※pure life diary調べ)。予定管理ではなく「自分と向き合うこと」を目的とした手帳も増加傾向にあることから、気持ちやログなどを書く"内省"への意識は高まっています。

 

2人に1人が年末に“心の大掃除”を意識

心の大掃除

pure life diary が行った調査によると、「"大掃除"と聞いて何を思い浮かべるか」を聞いたところ、60.2%が「部屋や物の掃除」と回答。 依然として"大掃除"といえば「部屋や物の掃除をすること」という認識を持つ人が多いことが分かる一方、「年末年始などに"心の整理"をしたいと思ったことがあるか」と聞くと、53%と2人に1人が「内面や心の整理をしたい」と回答しました。

「大掃除=内面の整理」という意識を持つ人は多くないものの、半数以上が内面的な整理に関心を寄せていることが分かります。

また「今年は"物理的な大掃除"と"心の大掃除"どちらに重きを置きたいか」を聞いたところ、47.6%が「物理的な大掃除」と回答。「心の大掃除(内面的な整理)」に関しては、「両方同じくらい重要」と回答した21.3%を含めると33.3%と、約3割が今年の年末の過ごし方として、内面的な整理をすることに意欲的なことがわかりました。

 

「内面整理」を行いたい理由の第1位は「新年を気持ちよく迎えたい」

気持ちの整理をしたい理由

「内面的な整理を行いたい理由」として最も多かったのは「新年を気持ちよく迎えたい」(56.6%)でした。続いて「ストレスを軽減したい」(54.4%)、「過去をリセットしたい」(43.1%)が挙げられています。不要なストレスや過去を整理、もしくは手放し、新年をすっきりした気持ちで迎えたいと考える人が多いことがうかがえます。

そして「内面の整理に役立つツール」として1位に選ばれたのは「手帳・ノート」(35.0%)。次いで「お参り」(28.1%)、「マインドフルネス」(24.8%)が続きます。心の整理においても、紙に書き出す行為が有効であると考えられていることが分かります。

 

新年を気持ちよく迎えるための“心の大掃除”3つの方法

「新年を気持ちよく迎えたい」という想いを叶える、効果的な"心の大掃除"の方法を3つご紹介します。

まず一つ目は、よかったことを振り返ること。

人間は脳の仕組み上、ネガティブなことに意識が向きがちです。「今年も何もできなかった...」という人も多いですが「今年よかったことは何だろう?」と思いを馳せながら手帳をめくり、1年を振り返ってみると、意外とたくさんのよろこびがあったことに気づきます。「今年も良い1年だったな」という気持ちは来年の心地よいスタートを後押ししてくれます。

二つ目は、大切にしたい価値観を棚卸しすることです。

ありたい自分や夢を叶えていく上でのポイントは2つあります。ひとつは、夢や目標をいきなり決めないこと。まずは「自分は何を大切にしたい人なのか」「どんな自分でありたいと思っているのか」という自分の価値観を、今年や今までの人生をふりかえりながら洗い出していきます。それらに基づいて夢や目標を決めていくことで、自然と無理なく叶えていくことができます。

もうひとつ大事なポイントは、人生において大切な要素ごとに価値観を棚卸しすること。例えば趣味、学び、人間関係、恋愛/パートナーシップ、仕事、暮らし、お金...と人生を構成する大切な要素それぞれにおいて「何を大切にしたんだろう」と考えることです。そうすることで「来年はどんなことをやっていきたいか」をより具体的に考えやすくなります。

三つ目は、「やりたい」を要素別に書き出すこと。

二つ目の価値観の棚卸しで見つけた気づきを参考にしながら、自分にとって大切な時間の使い方・実はやりたいと思っていたこと・本当は好きなこと・これから挑戦したいことなど、2025年に叶えたいことを、また要素別にそれぞれ自由に書いていきます。

年始は行事や仕事始めなどで忙しい時期。その忙しさのままにやりたいことを後回しにしないよう、年末までの間に書き出しておくことがポイントです。

これらの方法は手帳『pure life diary』の『デイリーページ』『価値観ワーク』『TO BE サークル』にて簡単に行うことができます。

 

手帳を使った心の大掃除で新年のスタートを切ろう

物理的な大掃除だけでなく、「心の大掃除」を行う新しい年末の過ごし方への意識は高まりつつあります。「新年を気持ちよく迎えたい」と考える人が増えており、内面の整理に役立つツールとして「手帳」は有効な手段です。

新年を清々しい気持ちで迎えるための一歩として、今年の年末は、手帳を使った「心の大掃除」を取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

※pure life diaryが行った調査

調査対象:15歳~69歳
調査期間:2024/11/21 (木)~2024/11/25(月)
調査方法:インターネットによる任意回答
回答人数:n = 517人

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