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2025年はポイ活業界・クレカ業界はどうなる?(菊地崇仁)

ポイ探ニュース / 2025年1月1日 10時36分

2025年も始まり、今年のポイ活業界やクレカ業界がどうなっていくのか考えて見たい。

まず、2024年の10大ニュースを発表し、2024年はTポイントとVポイントの統合を中心にさまざまな出来事があったのだが、上位のニュースに出てこなかったのが「楽天ポイント」と「PayPayポイント」だ。

2024年はあまりにもおとなし過ぎたというのが印象だ。

2025年はこの2つの「楽天ポイント」「PayPayポイント」が何か仕掛けてくるのではないかと考えている。

既に発表されているニュースとしては、2024年12月ごろに、楽天ペイと楽天ポイントカードの統合が発表されていた。しかし、まだ統合されておらず、楽天ポイントカードのアプリを確認すると2025年春ごろとなるようだ。

楽天ポイントカードアプリは2025年春に楽天ペイアプリに統合

楽天ポイントカードアプリは2025年春に楽天ペイアプリに統合

楽天Edyのアプリも統合予定となり、2025年には金融アプリを楽天ペイに集約していく。

一方のPayPayポイントのニュースとしては、2024年12月17日(火)に、Zフィナンシャルが保有するPayPay銀行の普通株式とA種優先株式をPayPayに譲渡することを決定。現在はPayPayのミニアプリでのサービス連携だけだが、取引に応じてPayPayポイントがたまるサービスなども提供されるかもしれない。

また、ドコモが年会費2万9700円(税込み)の「dカード PLATINUM」を発行し、ANAカードも年会費3万9600円(税込み)の「ANA JCB CARD Precious」を追加するなどなど、収益力アップのために、新たなプラチナカードも複数誕生するのではないだろうか。

収益確保のため、各種手数料のアップや税金・公共料金の支払いでポイント還元率を下げてくるカード会社も増えていく。逆ざやになっているような機能を見直し、それなりに利用する人向けの特典が増えていくと思われる。

スマホ決済としてはタッチ決済 vs コード決済の争いも激しくなりそうだ。2025年は大阪・関西万博があり、関西圏からタッチ決済は増えていく。円安が続く場合、インバウンドも増え、タッチ決済対応店舗も大幅に増えそうだ。

クレカ積立では、松井証券+JCBカードの組み合わせでサービスを開始。また、1月末にはauカブコム証券が三菱UFJ銀行の100%子会社となり、2月1日(土)に三菱UFJ eスマート証券と社名を変更する予定だ。三菱UFJニコス発行のクレカ積立なども考えられる。三菱UFJカードなどでたまるグローバルポイントでのポイント投資などにも対応するかもしれない。

今年も5大ポイントを中心にさまざまな提携・買収などが起きると思われるが、WAON POINTやnanacoポイント、JRE POINTなどが、どれだけ5大ポイントに近づけるかも見ものだろう。

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