三浦瑠麗氏、離婚発表なのに「卒業」「友人に」を強調し「三浦姓」を選択したとわざわざ知らせた狙い
NEWSポストセブン / 2024年5月3日 7時15分
有名人が結婚や離婚をSNSで発表することは今では当たり前であって特別に注目されることではないが、三浦瑠麗氏(43才)による離婚の報告はネットで大きな関心を集めている。臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、三浦氏が「離婚」という言葉を使わず投稿した離婚報告について分析する。
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国際政治学者の三浦瑠麗氏の離婚発表がネット上をざわつかせている。4月26日、X(旧Twitter)に彼女はこんな報告を行った。「先日、夫婦を卒業しました。友人になりました。わたくし事ですが、三浦姓を選びましたのでお知らせいたします」
これに対しネット上では、「卒業言い方はかっこいい」「卒業おめでとう」という好意的なものから、「卒業ではなく中退だ」「言葉遊び?」「プライドの高さがにじみ出ている」という否定的なものまで様々な反応が飛び交った。コメントした人たちは”離婚しました”と書けば済むところを”卒業した”、”友達になった”と表現したことにひっかかったようだ。
彼女はなぜこんな表現をしたのだろう。頻繁にメディアに登場していた頃の三浦氏は冷ややかで淡々とした語り口で、舌鋒鋭く、時に辛辣といえるほどズケズケした物言いで人気を博していたはずだ。その彼女がわざわざ離婚を卒業と言い換えた。離婚と書けばそれだけのことだが、卒業と書けば人々の関心を得ることができる。何らかの思惑があるのでは?と考えたくなるのは当然だろう。多くの人はまんまとその罠にはまった。これまでも多方面に渡りコメントを発信し、炎上させてきた彼女だけに、どういう表現をすれば自分に注目が集まるかは心得ているはず。機会を逃さず、炎上をものともせずうまく利用してきたのが彼女だろう。
他人のことには、自分の思うところをきっちりとコメントにしてきた三浦氏が、自身のことには短い報告で終えた。たった数行の報告ならば、世間やメディアは興味を掻き立てられ、そこから色々と想像を始める。詳しく説明しなければ、人々はそこにある事実や行間を知ろうとする。おのずと取り上げるメディアは多くなり、話題になる時間は長くなる。それは彼女の狙いだったのではないか。だがこれ以上のイメージ低下は避けたいはずだ。
メディアやSNSで騒がれていたのは円満説と復帰説の2つ。円満説でいえば、離婚という表現には区切りをつけた、過去と縁を切ったというイメージがある。だが卒業という表現にすれば途端に印象はマイルドなものになる。
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