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《私の最初の晩餐》南果歩が振り返る、家族で食べた新阪急ホテルの中華料理「しっとり五目炒飯」と「酢豚」

NEWSポストセブン / 2024年6月18日 16時15分

「本格」という名のもとに、最近は四川省や湖南省、あるいは東北三省といった多量のスパイスを使った刺激的な料理が流行っていますが、私の好みは、中華といったら広東料理しかなかった頃の、優しくて丸い味。

 豚肉、玉ねぎ、ピーマン、にんじんのクラシックな酢豚。甘酢ソースはケチャップ風味で、パイナップルも欠かせません。炒飯も「いまの感じ」とはずいぶん違いましたよね。いまの炒飯は、ご飯パラパラ、味つけしっかり、それだけで一品料理になるぐらいの存在感。

 私は「おかずと一緒に食べてこそ」の炒飯が好きなんです。グランド白楽天の炒飯はパラパラというより、しっとりふっくら。味つけも控えめで、おかずと一緒に食べてちょうどいい。お店では五目炒飯でしたけど、具材はもっとシンプルでもいい。賽の目に切った硬めのチャーシューとねぎだけで充分かもしれません。

 いまの家族の思い出の一品となると、選ぶのは大変です。同居している息子夫妻は、ふたりとも料理上手。息子が作るビーフウェリントンも、娘のガパオライスも大好物です。

新阪急ホテル 家族で食べた思い出の中華レシピ

■しっとり五目炒飯
●材料(2人分)
長ねぎ30g(約1/4本、チャーシュー80g、グリーンピース20g、しいたけ1〜2枚(30g)、ご飯360g、卵2個、しょうゆ・酒各大さじ1、うま味調味料・こしょう・塩各少量、サラダ油適量、牛脂またはラード20g

●作り方
【1】長ねぎはみじん切りにし、しいたけ・チャーシューは5mm角に切る。卵は溶きほぐしておく。
【2】温めたフライパンにサラダ油を入れ、全体になじんだら油を捨てて、牛脂またはラードを溶かして【1】の半量の長ねぎを炒める。長ねぎの香りが立ってきたら溶き卵を入れて半熟になるまで火を通し、すぐにご飯を入れて広げるようにほぐして一気にかき混ぜながら炒め、塩、こしょうを加えてさらに炒める。
【3】【2】にチャーシュー、しいたけ、【1】の半量の長ねぎ、グリーンピースを加えて炒めたら、酒、しょうゆ、うま味調味料を加えて炒め合わせる。

●POINT
ご飯は硬めに炊いた温かいものを使う。冷たいご飯は加熱時間がかかるため、水分が熱で飛んでパサパサになりやすい。

■酢豚
●材料(4人分)
豚ロース(とんカツ用)400g、玉ねぎ1/2個、ピーマン3個、にんじん1/3本(40g)、茹でたけのこ1/6本(40g)、パイナップルの輪切り(缶詰)2枚、にんにく1かけ、水溶き片栗粉(片栗粉大さじ1、水大さじ2)、溶き卵・片栗粉各20g、塩・こしょう少量、サラダ油揚げ用(適量)、炒め用(大さじ1)、ごま油少量

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