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作家・岸田奈美さんのエッセイが名門校の入試に相次ぎ出題 なぜ取り上げられる?本人に見解を聞いたら…「受験生のみなさんに、ごめんという気持ち」

NEWSポストセブン / 2024年6月18日 11時15分

 その力を入試で問うているわけで、編集ってすごく大切な作業なんです。人に何かを伝えることってなかなか難しいから、編集の能力は誰にでも必要なことなのだなと。

 きちんと言葉を届ける、そのために情報を整理するのが編集の仕事。これが日本人全員に求められている能力になっているのだと思います」

 2022年以降、3年連続で入試問題に出題されている岸田さんのエッセイ。もし、自身の大学入試時に出題されていたら……。

「私、大学入試の受験勉強が本当につらかったんですよ。苦行のような日々を過ごしてハラハラしながら当日を迎えたときに、こんな笑かしてくるエッセイが出題されたら、なめてんのかって思いますよね。だからそのへんは恥ずかしいです(笑い)。受験生のみなさんに、ごめんという気持ちはあります」

【プロフィール】
岸田奈美(きしだなみ)/1991年生まれ。兵庫県神戸市出身。関西学院大学在学中に株式会社ミライロの創業メンバーとして加入、10年に渡り広報部長を務めたのち、作家として独立する。 Forbes 「30 UNDER 30 JAPAN 2020」選出。ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』が7月9日よりNHKで地上波放送。最新作に『国道沿いで、だいじょうぶ100回』。

取材・文/イワイユウ

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