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「今、18歳に戻っても乃木坂46には入れないと思う…」南野陽子が振り返る『ザ・ベストテン』時代

NEWSポストセブン / 2024年7月5日 18時15分

「最初に気に入ったのはプレッピースタイル。中学生のときは『miss HERO』という雑誌を読んでいて、アーガイルのチェックや紺ブレなどを着ていました。その後は先輩の影響もあって『Fine』風のサーファーファッションからDCブランドに興味が移り、高校時代は『an・an』や『流行通信』をチェックしていました。とはいえ高校生のお小遣いでブランド物はそう買えませんから自分で作るようになったんです。18歳でデビューした頃、友達は『JJ』や『CanCam』など、いわゆる赤文字雑誌に載っていたりしたけど、同期デビューの人たちはみな15~16歳でしたから、私がそういう女子大生風の格好をするようになったのはしばらく経ってから。曲でいうと『涙はどこへいったの』(1989年)の頃からですね」

 80年代の歌唱映像を観て驚くのは時代を感じさせないビジュアルだったこと。女性の場合は流行の移り変わりが大きく、特にバブル期のファッションは今観ると古臭く感じられるが、彼女に関してはそれがない。

「最先端を追わなかったからだと思います。『トラブル・メーカー』(1989年)ではあえて肩パッド入りのスーツを着ましたけど、それ以外は流行を追うより自分に合うものを選んでいたと思う。メイクもあの頃流行っていた赤いアイシャドウやピンク系のマットリップは使わなかったし、太眉にもしませんでした」

乃木坂46に入りたい!?

 抜群の美貌とファッションセンスでトップアイドルとなったナンノ。当時の歌番組では本番中、男性歌手から女性歌手に電話番号が渡されたという噂をよく聞くが、実際のところどうだったのだろう。

「ほかの歌番組でそういうシーンを目撃したことはありますが、『ベストテン』に関してはなかったです。先ほど言ったように本番中は殺気立っていますから、そういうことができる雰囲気じゃなかったんでしょうね。私ですか? 一度もありません(笑)。デビューしたとき、願いをかなえるためには何かを我慢すると自分で決め、『3年間は炭酸飲料を飲まないのと、男の子と親しくしない』と守っていたこともあって、“話しかけないでオーラ”を出していたからだと思います。実際、『渡したら怒られると思っていた』と、あとからいろんな方に言われました(笑)」

 ナンノのお嬢様スタイルは乃木坂46を筆頭に令和の今もアイドルの理想形の1つとして受け継がれている。5月に出演した『超・乃木坂スター誕生!」(日本テレビ)では、その乃木坂46と代表曲の「吐息でネット」をコラボした。もし18歳に戻れるとしたらまたアイドルをやってみたいか、最後に訊いてみた。

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