トランプ氏の妻・メラニア夫人“大統領再選後に離婚”も? 夫の不倫ですでに家庭内別居状態 “婚前契約”見直しで慰謝料100億円超の可能性
NEWSポストセブン / 2024年7月18日 7時15分
旧ユーゴスラビア(現スロベニア)の寒村で生まれ育ったメラニア夫人は、18才のときにモデルになるためイタリア・ミラノに赴き、その後、ニューヨークに移住した。転機となったのは1998年だった。不動産王として名を馳せた24才年上のトランプ氏と出会い、2005年に結婚。トランプ氏にとっては3回目の結婚だった。
2016年の大統領選で勝利したトランプ氏が第25代大統領に就任すると、メラニア夫人はファーストレディーの座に就いた。外国生まれの女性がファーストレディーに上り詰めたのは、史上2人目だった。だが、2020年の大統領選でトランプ氏が敗れ、2022年11月に再び大統領選への出馬を表明した頃には、夫婦の関係は一変していた──。
「婚前契約」が問題に
今年3月5日、各州の予備選挙や党員集会が集中し、スーパーチューズデーと呼ばれる共和党指名候補争いの山場で、トランプ氏は圧倒的な勝利を収めた。その夜、トランプ氏はフロリダ州にある豪華な別荘で盛大な祝勝会を開催。
「素晴らしい勝利だ!」
支持者を前にそう喜んだ彼の傍らにメラニア夫人の姿はなかった。6月27日に開催された第1回候補者テレビ討論会にも夫人は欠席。米メディアによれば、注目度の高い大統領選のテレビ討論会を、候補者の配偶者が欠席するのは異例だという。
「メラニア不在」は、ここ最近始まったことではない。トランプ氏が大統領選への再出馬を表明してから、彼女は公の場にほとんど姿を見せておらず、今回の銃撃事件の現場にもいなかった。理由のひとつとされるのが、トランプ氏の不倫問題だ。
「トランプ氏はメラニア夫人と結婚1年目の2006年に元ポルノ女優と性的関係を持ち、2016年の大統領選の直前には彼女に13万ドル(約2000万円)の口止め料を支払ったと報じられました。さらに、元『プレイボーイ』モデルとの不倫関係も明るみに出ました」(前出・地元紙記者)
2023年3月には、不倫相手への「口止め料」の支払いを不正処理した罪など、34件の罪で起訴された。6週間にわたった裁判では証人22人が証言し、この5月末に34件の罪状すべてで有罪判決が下された。
「裁判では、元ポルノ女優との性行為中にトランプ氏が避妊具を使わなかったり、トランプ氏が“妻とは別々のベッドで寝ている”と発言したなど、メラニア夫人が耳にしたくない証言が次々と飛び出しました。この裁判についてトランプ氏は、“妻にとってはとてもつらいことだと思う”と述べました」(前出・地元紙記者)
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