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【“私の推しメン”対談】秋吉久美子×安冨歩・東大名誉教授 「ハッキリ考えを言えるのが秋吉さんの魅力」作品にもにじみ出るその人柄

NEWSポストセブン / 2024年7月24日 15時59分

秋吉:こちらこそ、YouTubeという画面を通して見ていた先生とお会いできるなんて、不思議(笑い)。先生への推し活を、私はこれからもずっと続けていくつもりなんですが、なかなかお会いできないのが残念ですね。もう教壇に立って講義はされないの?

安冨:近くに学校の跡地があるので、そこを整備して、講義ができるような場所を作れたらいいなとか思っているんですが、いまはとにかく忙しくて。

秋吉:あと10年もしたらお子さんも大きくなるでしょう。そうしたらぜひ、講義を生で聴きたいと思います。

安冨:私はそのとき、もう70代ですよ。

秋吉:馬に乗って体幹を鍛えている安冨先生なら、80才になったって教壇に立てますよ。これからの世の中がどうなっていくかわからずに、みんな不安を抱えているいま、心を失ってしまう人も少なくありません。その危機から救ってくれるのが安冨先生だと、私は信じています。

安冨:わかりました。秋吉さんにそこまで言われたらがんばるしかないですね。

秋吉:楽しみにしていますね。

(了。第1回を読む)

【プロフィール】
秋吉久美子(あきよし・くみこ)/女優。高校在学中の1972年、『旅の重さ』(松竹)で映画初出演(このときは小野寺久美子名義)。1974年、藤田敏八監督の『赤ちょうちん』『妹』『バージンブルース』(いずれも日活)で脚光を浴びる。代表作に『あにいもうと』『深い河』(ともに東宝)、『異人たちとの夏』(松竹)など。55才で早稲田大学政治経済学術院公共経営研究科を修了し、公共経営修士を取得。著書に『秋吉久美子 調書』(筑摩書房)など。

安冨歩(やすとみ・あゆみ)/東京大学名誉教授・経済学者。1986年に京都大学卒業後、住友銀行に入行。2年半で退職して京都大学大学院経済学研究科へ。満洲国の経済史を専門とし、1997年に日経・経済図書文化賞を受賞。2009年、東京大学東洋文化研究所教授に就任するが、2023年に退職。現在は東京大学名誉教授。『生きるための論語』(ちくま新書)、『誰が星の王子さまを殺したのか—モラル・ハラスメントの罠』(明石書店)など著書多数。

※女性セブン2024年8月1日号

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