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年間1000人以上の子どもが行方不明…「怖いと思ったら防犯ブザー」という教え方だけでは危険 犯罪学の第一人者が解説する「危ない場所」

NEWSポストセブン / 2024年8月29日 11時15分

 大人が護身術として習うのであればまだしも、子どもが大人を相手にするのですから、勝てるわけがありません。しかし現実には、そういう防犯教室が多いのです。

 大人でも同じですが、人質になってしまったら犯人の言うとおりにして、犯人を刺激 しないようするのが鉄則です。犯罪者に抵抗するのは、相当リスクが大きいということを認識してもらいたいと思います。

【プロフィール】小宮信夫(こみや・のぶお)/1956年。東京生まれ。立正大学文学部教授(社会学博士)。ケンブリッジ大学大学院犯罪学研究科修了。国連アジア極東犯罪防止研修所、法務省法務総合研究所などを経て現職。「地域安全マップ」の考案者でもある。現在、警察庁「持続可能な安全・安心まちづくりの推進方策に係る調査研究会」座長、東京都「地域安全マップ指導者講習会」総合アドバイザーなどのほか、全国の自治体や教育委員会などに、子どもを犯罪から遠ざける防犯アドバイスを行なっている。『犯罪は予測できる』(新潮社)など著書多数。

※小宮信夫・著『子どもは「この場所」で襲われる』をもとに再構成

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