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《一緒に東大進学は難しい現実》悠仁さまの進学先「東京大学への推薦入学」へのハードルは下がっても“ご友人との関係継続”が大問題に

NEWSポストセブン / 2024年9月2日 11時15分

「“皇族の務め”として特別に招待されたのではなく、“昆虫研究のエキスパート”として学会に赴かれたということです。この実績は、選考にあたって大きなアピールポイントになることは間違いありません」(大学受験業界関係者)

 大学入学共通テスト(旧センター試験)で8割以上の得点が目安との条件も、6月末に東大が開催したオンライン説明会で「あくまでも目安で、必ずしもそれが達成できていないからといって、100%落ちるわけではありません」としきりに強調されていたため、ハードルはぐっと下がった。

ご友人との関係が継続できない

 昨年9月、悠仁さまは筑附高の文化祭に参加された。そこではクラスメートから「ひーくんは港区男子だね」と微笑ましく“いじられ”る姿もあった。今年4月には、所属するバドミントン部の試合にほかのメンバーと出場し、汗を流された。悠仁さまの「ご友人関係」は、将来の天皇というお立場からも重要だ。

「天皇は個人的な考えを公言できないお立場だからこそ、腹を割って話せるご友人の存在は必要不可欠です。上皇さまも天皇陛下も、初等科から学習院に通われたことで、かけがえのない生涯の友を得られました」(皇室ジャーナリスト)

 上皇さまの場合、学習院初等科から大学までご一緒だった元共同通信社記者の橋本明さん(2017年没)は、“天皇のスポークスマン”を自任し、上皇さまの人間的な一面を伝えることに取り組んでいた。

 同様に上皇さまの学習院初等科以来の親友である明石元紹さんは、2016年8月に上皇さまが「退位」をめぐるお気持ちを表明されたときには、その直前に上皇さまからの電話で、「天皇は務めを果たせる人間がやるべきもので、譲位は合理的な考え方だと思う」「将来を含めて、可能な制度にしてほしい」と、恒久的な退位の制度を望む本心を打ち明けられており、明石さんはその後、そのお気持ちをメディアの取材に明かした。

 学習院初等科から大学院まで天皇陛下の学友だった乃万暢敏さんは、天皇ご一家と家族ぐるみの親交を続けている。陛下の幼少の素顔はもちろん、愛子さまとの「父娘関係」も度々インタビューなどで明かしており、国民に「ご一家の日常」を伝えるのに大切な役割を果たしている。

 また、愛子さまは学習院女子中等科から大学まで一緒の親友がいた。コロナ禍で大学に通えなかった時期も、電話やメールなどで頻繁にコミュニケーションを取られており、その交友はお互い社会人になったいまでも続いているという。

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