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宮内庁の来年度予算概算要求「医療環境の整備等」が約1.5倍に増額 “大腸ビデオスコープ”への予算計上で再燃する紀子さまの胃腸への不安

NEWSポストセブン / 2024年9月7日 7時15分

「宮内庁が、潰瘍性大腸炎などに使用される『抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤インフリキシマブ』という薬を、2023年度だけで1500万円分も購入しているという内容でした。納入先は宮内庁病院で、処方されるのは皇族方や職員たちです。薬の購入時期が紀子さまが体調不良を訴えられた時期と重なるため、不安視する声は後を絶ちませんでした」(皇室記者)

 宮内庁が胃腸に関連した病に対応できるよう予算を計上するのと並行して、秋篠宮家もまた、紀子さまの懸念を解消すべく動いていた。今年4月、皇嗣職侍医、つまり秋篠宮家“お抱えの医師”として、炎症性腸疾患のスペシャリストである清原裕貴医師が着任したのだ。

「清原医師の専門は消化器内科で、潰瘍性大腸炎に関する論文がスイスの医学誌に掲載されたこともあります。侍医は、担当する皇族の持病や症状に合わせて選出されるものですから、清原医師の抜擢は、紀子さまのためとみて間違いないでしょう。

 紀子さまは職員との細やかなコミュニケーションを重視される方。病気に関することとなれば、なおさらです。紀子さまご自身が、丁寧で温厚な人柄だという清原医師を“指名”されたのかもしれません」(前出・皇室記者)

 紀子さまがお出ましや公務を欠席されることは3月以来見られなくなっていたが、一方で、いまだ完治のアナウンスはない。

「検査で所見や病変が見られなかった以上、原因として考えられるのは心因性のストレスなどになります。ましてこの数年、長女の小室眞子さんや次女の佳子さまとの関係性、悠仁さまの進路の問題など、紀子さまの抱えられている悩みの深さは容易に想像できます。治療が長期にわたる可能性もあるのではないでしょうか」(前出・皇室記者)

乳がん検査のマンモグラフィーも

 これまで体調不安を訴えられてきた皇族は紀子さまだけではない。いまや2人に1人ががんに罹患する時代である。皇族方も無関係ではなく、上皇さまは2003年に前立腺がん、美智子さまは2019年に乳がん、三笠宮家の信子さまも2022年に乳がんの手術を受けられた。

「日本対がん協会」のデータによれば、2020年の女性の部位別がん罹患数は、1位が乳房、2位が大腸、3位が肺と続く。特に乳がんは30代後半から60代にかけての発症率が高いという。

「美智子さまや信子さまも闘病を余儀なくされましたから、現在、皇室にいる12名の女性皇族にとっても他人事ではないはずです。2022年には佳子さまが『日本乳癌学会創立30周年記念式典』に出席し、乳がんへの警鐘を鳴らされました。宮内庁は今年度から、乳房用X線診断装置、すなわちマンモグラフィー検査を行うための装置を導入しました。女性皇族全体として、危機感を共有されているのでしょう」(別の皇室記者)

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