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【無許可でケーキを提供か】疑惑の京都人気観光地のカフェ、中国人系オーナーが運営か シャトレーゼ側は「弊社のブランドを著しく傷つける」とコメント 内偵調査経て「弊社の製品で間違いない」

NEWSポストセブン / 2024年9月15日 11時15分

「カフェはオープンして1年半で、オープンするまでに総額4億円を使いました。店舗は2階建てで、1階はヨーロッパ風の装飾、2階は古典的な中国の装飾を施しています。家具はすべてイタリアのものを使っています」(カフェのオーナー)

 ケーキの仕入れ先やシャトレーゼのケーキを提供しているかについて質問を投げかけたが、返事が送られてくることはなかった。

シャトレーゼは内偵済み

 ケーキを販売するシャトレーゼにも質問状を送り、回答を得た。

「当該カフェにて提供されているケーキは、弊社の製品で間違いないと考えております。使用に関しての、カフェ側からの問い合わせや、許可願などはまったくなく、無断で再販売をしていると考えられます」

 としたうえで、独自調査を行なった経緯、今後の対応について、以下のように回答した。

「以前から、お客様からも『このような店舗で扱われている商品の衛生面は大丈夫なのか?』というご意見をいただいており、弊社としても営業が内偵を行なっておりました。8月23日期限で質問書を出し、回答を求めていますが、8月29日時点では回答を受け取っておりません。

 万が一商品管理や提供方法において過ちがありお客さまに多大なご迷惑をおかけするような事態にも繋がりかねず、さらには弊社のブランドを著しく傷つける可能性もあります。そのため、本部預かり案件として弊社としては弁護士とも相談しつつ厳しく対応してまいる所存です」

弁護士の見解は

 シャトレーゼは公式サイト内で「転売・再販売・その他営利を目的としてのご購入は堅くお断りさせていただきます」という告知を掲示している。今回のようなケースで、法律的な問題点はあるのか。浦川祐輔弁護士が解説する。
「一見すると転売禁止の条件が付されている商品を、転売目的を秘して購入する『詐欺罪』に当たると思われがちですが、今回がこれに該当するかは微妙です。(シャトレーゼ側の)実店舗の従業員が、毎回逐一お客さんに対してそのような誓約を徹底させていたとは言い難いからです。徹底的にチェックがなされていたかが争点になると思います」

  公式サイト内で「転売禁止」と告知を出されているだけでは、勝手に転売する行為に関しては今のところ法的にグレーのようだ。今年の9月には、サッポロビールが甲州市内に所有するワイナリーの土地や建物を取得し、ワイン事業の拡大を目指すことを発表したシャトレーゼ。勢いを増す同社に、思わぬ悩みの種が生まれてしまった。

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