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愛子さま、取りやめとなった石川県への単独訪問 公務への前向きな方向性から伝わる“私は雅子さまとは違う!”というスタンス

NEWSポストセブン / 2024年9月30日 11時15分

「就職以降、愛子さまは明らかに仕事優先です。3月に伊勢神宮の訪問などはされましたが、単独公務は5月に皇居から目と鼻の先の国立公文書館を訪れられたのみでした。

 公務がいつ本格化するのか、大学ご卒業直後から期待されていたなかで、初の単独地方公務が被災地訪問になったのは、“国民と苦楽を共にする”というこれまでの天皇家の姿勢を踏襲したからだったのでしょう。ただ、残念ながら取りやめにはなりましたが、予定されていた訪問先からは『愛子さまらしさ』が伝わってきました」(前出・皇室記者)

 仮設商店街やボランティアの受付会場などを視察され、地元伝統の祭りの再興に向けた取り組みなどについて説明を受けられるはずだった。

「陛下と雅子さまが避難所の被災者への『お見舞い』に重きを置かれるのに対し、愛子さまのご訪問先は『復興』や『再興』を目指す施設などでした。逆境から立ち上がろうとする被災者を、より元気づけたいというお気持ちがあったのでしょう。お若い愛子さまは、元気に再び立ち上がるイメージに重なりますし、何より、支援は愛子さまの日赤での仕事そのもの。能登の『復興』のシンボルのような存在になれたかもしれません。

 おひとりでの訪問予定であったことはもちろん、公務が持つ前向きな方向性からも、雅子さまのスタンスから離れて、“私は雅子さまとは違う!”という新たな挑戦をされようとしていたのがわかります」(皇室ジャーナリスト)

“分担”がスタンダードに

 愛子さまの公務の本格化は、雅子さまにも好影響を与えている。9月22日、雅子さまは宮中祭祀の1つである秋季皇霊祭に臨まれた。

「宮中祭祀は雅子さまにとって高いハードルで、皇太子妃時代には長らくご欠席が続いていました。皇后となられてからの2020年の春季皇霊祭に、実に18年ぶりに出席されましたが、その後も“皆勤”とはいかず、今春の皇霊祭も御所内での『お慎み』を選ばれました。そういった意味で、愛子さまが順調にひとり立ちされようとしていることは、雅子さまにも影響があるでしょう」(別の皇室記者)

 それでも手放しに「かわいい子には旅をさせよ」とはいかないのだろう。愛子さまの初の単独地方公務に、雅子さまは“お目付役”を置かれようとしていた。愛子さまはご滞在の2日目に、2007年の能登半島地震の復興支援のために創設された女子テニス大会の決勝戦を観戦される予定だった。大会実行委員長は、元プロテニスプレーヤーの佐藤直子氏だ。

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