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【自民党総裁選の内幕】「最後の最後でしゃしゃり出た派閥のボス」蓋を開ければ終わっていなかった派閥政治、能力不足は百も承知で担ぎ上げられた小泉進次郎氏

NEWSポストセブン / 2024年10月6日 11時13分

 自民党議員たちは、小泉氏の首相としての能力不足を百も承知で、「選挙の顔」に賭け総理への道を開いたのだ。

 いざ選挙戦が始まると、9人の総裁候補たちは全員、総選挙を意識して国民に聞こえがいい公約を掲げた。石破氏は「物価を上回る賃金上昇の実現」、高市氏は「経済成長をどこまでも追い求める」、小泉氏は「低所得者や中小企業支援」、加藤勝信元官房長官(68才)は「所得倍増」、茂木敏充幹事長(68才)は「増税ゼロ」など、まさに美辞麗句が飛び交う舌戦に。

「増税ゼロ」で「物価を上回る賃上げ」が行われ、「所得倍増」になり、そのうえ「低所得者や中小企業支援」まで行われれば国民にとってこんないいことはないが、実現不可能だと誰しもがわかる。選挙権を持つ国民全員が投票できるわけではないという総裁選の仕組みがあるからこその聞こえがいい言葉が並べば並ぶほど、その重みは失われていく。

(後編へ続く)

※女性セブン2024年10月17日号

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