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石坂浩二が明かす、名演出家・名監督との交流「浅利慶太さんの助手として働いた忙しい日々」「出番がなくても毎日通った市川崑監督の現場」

NEWSポストセブン / 2024年10月19日 6時58分

 監督が巨人、ぼくが阪神ファンだから、それでけんかになるくらいで……。でも、スタッフには怖かったみたい(笑い)」

 石坂が出演していない作品であってもスタッフから、

「来てくれると監督がご機嫌になるから」

 とも言われたという。

「市川さんは、自分が尽力した作品であっても評価が伴わない場合は、失敗した、ダメだったと素直に認められるかた。そういった面もぼくは尊敬していましたね」

(第3回につづく。第1回から読む)

【プロフィール】
石坂浩二(いしざか・こうじ)/1941年、東京生まれ。高校在学中の1958年、テレビドラマ『お源のたましい』(KRTV・現TBS)にエキストラ出演。演出家の故・浅利慶太さんに誘われ、慶應義塾大学法学部卒業後、「劇団四季」へ入団。1963年の『花の生涯』を皮切りに『天と地と』(1969年)、『元禄太平記』(1975年)、『草燃える』(1979年)などNHK大河ドラマに多数出演。1976年には映画『犬神家の一族』(東宝)に主演し、以後、市川崑監督作品の“顔”に。作家、司会者、ナレーターなどでも活躍。2009年NHK放送文化賞を受賞。画家としては1974~1985年まで二科展に連続入選。

【今後の出演情報】
映画『海の沈黙』
 脚本家・倉本聰さん(89才)が半世紀以上温めていた構想を映画化。贋作絵画を巡る人間模様を描く。主演は本木雅弘(58才)。石坂は著名な画家役で出演。11月22日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開(配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ)。

NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』
 2025年1月5日から放送予定。江戸時代の“出版王”とされる蔦屋重三郎の生涯を描く。主演は横浜流星。石坂は徳川吉宗・家重・家治の将軍3代に仕えた老中首座・松平武元役。

取材・文/上村久留美 撮影/政川慎治、平野哲郎

※女性セブン2024年10月24・31日号

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