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「嘘」自体を楽しむフェイクドキュメンタリーの世界 意図的に仕込まれた“余白”を視聴者が考えてみんなで補完していく“共犯関係”

NEWSポストセブン / 2024年10月25日 11時15分

●『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』(2022)
NHK Eテレが送り出す架空の特撮番組

 1970年代に放送された「岡本太郎作品モチーフの特撮ヒーロードラマ」が発掘されたという体裁。芸術の巨人・タローマンが「奇獣」と戦う本編の後には、“再放送世代”のサカナクション・山口一郎が思い出をまるで実在した特撮であったかのように語る。

【プロフィール】
てれびのスキマ(ライター)/1978年生まれ。テレビ番組に関する取材を行なう。戸部田誠の名義での著書に『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『タモリ学』(イースト・プレス)、『芸能界誕生』(新潮新書)など。最新刊『フェイクドキュメンタリーの時代──テレビの愉快犯たち』は、日本で最もテレビを視聴していると言っても過言ではない著者が、膨大な資料と番組制作者への直接取材を元に「テレビ・フェイクドキュメンタリー現代史」を解き明かした一冊。

※週刊ポスト2024年11月1日号

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