機関紙『山口組新報』巻頭に掲載された六代目山口組・司忍組長の近影、最新号の「編集後記」に滲むヤクザ社会が直面している課題
NEWSポストセブン / 2024年11月8日 7時15分
この記事を読んだ山口組傘下組織幹部は率直な思いを語る。
「組織への自戒が込められた文章だ。ここ数年で山口組に限らず全国のヤクザで組員同士の繋がりが随分希薄になったと聞く。大きなきっかけは新型コロナ。これで山口組も定例会などの会合が激減した。おまけに特定抗争指定暴力団に指定されていることで、警戒区域内で5人以上集まれないから、区域内の事務所はごくわずかな組員しか滞在できない。年単位で顔を見ていない組員なんてザラだよ。
昔は確かに食い扶持に困った奴らも事務所に行けばご飯を食べられるし、賑やかだったんだけどね。そういう奴らからどんどん飛んで(辞めて)いった。全国のヤクザの中には一人組長なんて組もあるほどだ。事務所の連絡事項も会合で伝えるんじゃなくて、グループLINEやメールでやっている組もある。会合なんてたしかにコスパが悪いけど、そういう無駄なことも大事にしてきたヤクザだからこそ、思うところはあるんだろうな」
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