宮島未奈氏、疾走エンタメお仕事小説『婚活マエストロ』インタビュー「私にとって小説を読むことは発見だから、自分の本で嫌な気分にはさせたくない」
NEWSポストセブン / 2024年11月16日 7時15分
一度は諦めかけた小説を30代で再び書き始め、一躍人気作家に。「でも書くのがつらくなる時も正直あるし、やってよかったこともあるけど、やらない道もあったなって」と笑う彼女が紡ぐ物語の圧倒的な魅力を前に、私達は読者の業と知りつつ、その選択に感謝する他ない。
【プロフィール】
宮島未奈(みやじま・みな)/1983年富士市生まれ。京都大学文学部卒。結婚後、滋賀県大津市に移り住む。2017年に小説の執筆を再開し、2018年「二位の君」で第196回コバルト短編小説新人賞。2021年「ありがとう西武大津店」で第20回女による女のためのR-18文学賞大賞、読者賞、友近賞を受賞し、2023年に同作を含む『成瀬は天下を取りにいく』でデビュー。第39回坪田譲治文学賞や2024年本屋大賞など計16冠に輝き、続編と併せて95万部を突破。年内に第3弾も刊行予定。158cm、A型。
構成/橋本紀子
※週刊ポスト2024年11月22日号
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