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《これから行きませんか?》虚偽の性被害告訴…元草津女性町議が借金トラブルで町民からも提訴されていた 返金求める被害者に見せた“色仕掛けの泣き落とし”

NEWSポストセブン / 2024年12月30日 7時15分

 このA氏が彼女からお金の相談を受けたのは、町議となって4年後の2015年4月14日だったという。

「私は草津の湯治仲間として彼女を応援していました。2期目の選挙が近くなった頃、彼女から『草津をよくするために、政治資金としてお金を貸してほしい』とお願いされたのです。今までの彼女の人付き合いの仕方や、湯治に対しての不真面目な姿勢に不信感を感じて、あなたでは信用がないからと一旦断ったのですが、帰らずにしつこく頼まれ『議員になれば、議員報酬が入るからすぐに返せる』と、しつこく言い寄った」

 根負けしたA氏は、自宅で新井氏に60万円を貸してしまった。

「何時間も粘られて、連日の残業仕事で疲れていた私は押し切られてしまいました。そして目的を果たした彼女は、『予定が入ったから』と振り切られ、逃げるように帰られてしまいました。この時、無理を言ってでも止めるべきでした。後から確認すると、Cさんも連帯保証人に同意していなかったとわかり、騙されたと思いました。抗議や確認をしようにも、選挙や議員活動で忙しいことを理由に取りあってもらえず、困り果てていました」

 しかし当選後、返済期限が過ぎても新井氏が返金に応じることはなかった。後日、彼女は意外な理由でA氏の自宅を訪ねたという。

「2021年5月26日のことです。突然、新井さんが生命保険の勧誘で 私の自宅に来ました。そのときに会話の流れでつい『車を買うから保険は入れない。すでに頭金も用意してしまっている』と、現金があることを、うっかり話してしまったんです。その瞬間、彼女の目の色が変わり、『そのお金を貸してほしい』と言い始めました。前回の返金もないことを理由に何度も断り、帰ってほしいと伝えましたが、泣き落としや土下座が始まり、3時間以上ほど居座り続けました。

 以前の彼女との金銭の貸し借りも解決していなかったので、貸すべきではなかったのですが、これは別口の借金で親が返すから大丈夫と。さらにお互い草津へ移り住み、湯治で体を良くした経験を熱く語り、少しでも草津に貢献したいと言いくるめられてしまい、2度も貸してしまいました。『せめて連帯保証人を信頼できる人にしてほしい』とお願いすると、共通の知人であるCさんも承知していると言い出し、なぜか貸主欄に彼女がCさんの名前を書き記しました」(A氏)

 結局、A氏は断り切れず、C氏と共同で新たに60万円を貸した。新井氏の母親を連帯保証人にしていたが、再び返済期日を過ぎて返金を求めても「今度返すから」とかわされ、お金が戻ってくることはなかった。

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