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《ニューヨークに移住8年の歌手・植村花菜》神様も驚く「公共トイレが本当に汚い…」「えのき1袋800円」それでも米国で暮らし続ける理由

NEWSポストセブン / 2025年1月2日 15時59分

2010年「第61回NHK紅白歌合戦」で『トイレの神様』を歌った植村花菜さん

 2016年に家族で米ニューヨークに移住したシンガーソングライター・植村花菜さん(41)。2015年に第1子、2023年11月には第2子を出産し、子育てをしながら日米での音楽活動に奮闘している。現在はフリーランスで活動しているため、子守役の母親を伴い、1歳の長女をあやしながらの取材となった。仕事と子育て、異国での生活と、奮闘を続ける植村さんに、ニューヨークでの暮らしぶりやニューヨークを拠点にする理由を聞いた。【全3回の第3回。第1回から読む】

自炊生活するも「えのき1袋が約800円」

「ニューヨークでの生活にはようやく慣れてきた、というところです。移住して8年、2019年末からはパンデミックの影響で約2年間日本で暮らしていたので、実質この12月で丸6年になります」

 2019年12月、日本でのツアーとビザの更新のために家族3人で一時帰国したところ、新型コロナウイルス感染症が拡大。米国政府が移民ビザの発給を一時的に停止したため、日本で足止めされたのだという。

「ニューヨークに戻れたのは2022年1月末。それから長男の小学校入学、夫の『アレクサンダー・テクニーク』の教師育成コースの学校卒業と続き、ようやく私が自分の時間を持てるようになりました。ブロードウェイミュージカルをたくさん見ること、英語の学校に通うこと、ギターをきちんと学ぶことなど……やっとニューヨークでやりたかったことがひと通りできました」

 そして、2023年に第2子を妊娠・出産。

「もっと早く第2子を授かれたなら、子どもは全員で3人ほしかったくらい大好きです」

 子どもを子ども扱いせず、対等な“1人の人”として接するのが植村さん夫婦の子育て。長男はしっかりと自分の意思をもつ子に育っているという。

「私が子どもから学ぶことも多く、いつも成長させてもらっています。長男は6歳の時に突然自らヴァイオリンを習うと言い出し、もう3年以上続けています。熱心に毎日練習しているので『将来はヴァイオリニストになりたいの?』と聞くと、『ヴァイオリンは趣味でいい。将来は作家になりたい』と言っています。

 レッスン料が日本の3倍くらいと高額なので、『趣味のためにこんなに高額なレッスン料を払うのか……』と少々複雑な思いではありますが(笑)、夢中になれることがあるのはとても良いことなので、やりたいことをやらせてあげられるうちは良いのかなと思っています」

 ニューヨーク暮らしは物価高に円安のダブルパンチで、お財布には厳しそうだ。

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