「日本一土地代が高い」新宿・歌舞伎町のバッティングセンターはなぜ潰れないのか? 店が語った驚異の「1日の来場者数」と営業理念
NEWSポストセブン / 2025年1月4日 16時15分
とはいえ、ホテルや商業ビルへの建て替えや土地の売却で得られる利益を考えれば、日々あがる利益は微々たるものであろう。それでもなぜバッティングセンターにこだわるのか、村山氏はこう結んだ。
「金儲け優先主義、効率主義ではこの業態を続けられません。喫茶店事業もそうですが、年月を経ると『歴史』となり重宝されるようになりました。続けていくことで価値が上がり、メンテナンスや接客を怠らなければユーザーは離れにくくなります。弊社には創業当初から『地域とともに歩み続ける』という信念があり、新宿の街にバッティングセンターという居場所が必要とされる限り、この業態を続けていくというのが会社の理念でもあります。閉店する時があるとすれば、街にとって必要がなくなった時がその時じゃないでしょうか」
近所に住み週に4、5回は打席に立ち、毎回決まって50球打つという69歳の男性は新宿バッティングセンターについてこう話す。
「私自身の体調管理上、なくてはならない場所です」
人の波が歌舞伎町から途切れない限り、この場所の灯は消えそうもない。
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