相次ぐアイドル、グラドルの女子プロレスデビュー “生き字引”ロッシー小川氏「もう飽和状態」「フワちゃんは別格だった」
NEWSポストセブン / 2025年1月12日 16時15分
芸能とプロレス、異なるジャンルを行き来することで、双方からのファン獲得を目指すという。咲村が所属する芸能事務所「セルワールドエンタテイメント」の代表取締役・盛田正和氏も近い考えのもとでバックアップしているようだ。同事務所のグラビアアイドル・橘渚も咲村と同じタイミングでリングデビューを控えている。
「ブームに乗ろうとライブアイドルに特化した事務所が、ブームが下火になった途端、一気にダメになる……といった光景を何度も目にしてきました。なので、芸能事務所として、“ひとつのジャンルに特化せず、手広くやったほうがいい”という考えがあります。
_僕の場合、妻が元プロレスラーということもあって、もともとプロレス業界の慣習などは理解しています。どんな形であろうと、タレントの知名度が上がるのは大歓迎ですから、彼女たちのリングデビューも応援しています」(盛田氏)
女性芸能人が続々リングデビューする理由
“女子プロレス界の生き字引”と名高い「スターダム」設立者で「マリーゴールド」代表取締役のロッシー小川氏に、女性芸能人×プロレスの歴史を振り返ってもらった。小川氏によると、2010年にリングデビューした元グラビアアイドルの愛川ゆず季がパイオニア的存在だという。
「ミミ萩原もいたけど、やっぱり女性芸能人がリングに本格参入する流れを作ったのは愛川だね。彼女は『スターダム』の旗揚げメンバーだったけど、かなり練習熱心で負けず嫌いで、芸能人うんぬんは関係なく、いちプロレスラーとして特別なものを感じた」
女性芸能人がリングに上がる流れのなか、2022年10月に「スターダム」でデビュー戦を飾ったタレントのフワちゃんがひとつの到達点となった。
「ゲスト参戦に近い形だったけど、フワちゃんは別格。プロレスに対する真剣さは本物だし、『行列のできる相談所』(日本テレビ系)で2度も特集が組まれて、話題性という点でも強い。フワちゃんがあれだけのことを成し遂げて、芸能人がリングデビューすることのハードルは一気に上がったと思う」
芸能界にルーツを持つ女子プロレスラーが増えたぶん、要求されるハードルは高くなっている。
「まったくの素人だった選手と比べて、人に見られてきた経験があるぶん、いろんな度胸を持っていると思う。でも女性芸能人がリングに参入するのはもう飽和状態で、ちょっとやそっとじゃ話題にならない。結局は本人の頑張り次第というか、“リングの上でどれだけやれるか?”がより重要になってきている。
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