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《林家木久扇『笑点』卒業から1年の現在》語った司会への思いと「これからはお金を稼ぐよりも大切な家族孝行」寄席で全国を飛び回る理由

NEWSポストセブン / 2025年2月1日 11時16分

──木久蔵さんの今後が楽しみですね。最近、木久扇さんは新しいことに挑戦していると聞きました。

「寄席で『昭和芸能史』をやってるんですよ。落語の途中でアコーディオン漫謡の遠峰あこちゃんの『リンゴの唄』『みかんの花咲く丘』『港が見える丘』などのBGMが入るんです。

 会場の空気も柔らかくなって、やりやすくなるなって気がついたんですよ。お客さんにも好評だったんで、僕の持ちネタにしてみようって思って、いつか音楽つきの落語をやってみようかなと思っています。僕も昔は『いやんばか~ん』ってレコードを出したりして、歌がうまかったんですけど年をとって、声の幅がすごい縮んだ感じがあります(笑)」

──今、描いている目標や夢を教えてください。

「僕はたどり着いちゃったからね……もう自分がやりたいことをみんなやっちゃったんですね。『ラーメンブーム』も作ったし売れたし、今では落語協会で長老みたいな立ち位置。じゃあ、もっとお金が入ればと思うけど、もうそんな活力というか、そんなものに力を入れるよりも、自分と家族のためにいっぱいサービスをしたほうがいいと思ってましてね。今は人生の卒業間際だと思うんで、音楽つきの落語を続けて広げていきたいと思いますね」

 続編では、現在のリハビリ生活、寄席の直後に元外務大臣・田中眞紀子氏からの意外な電話などについて語っている。

(後編に続く)

取材・文/千島絵里香(ジャーナリスト) 撮影/岩松喜平

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