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【70億円補強の巨人・激しいポジション争い】「レフト岡本」で外野のレギュラー候補は9人、丸が控えに回る可能性 捕手も飽和状態、小林誠司は出番激減か

NEWSポストセブン / 2025年2月8日 7時15分

大きな“難題”に直面している巨人の阿部慎之助・監督(時事通信フォト)

 2月1日にキャンプインしたプロ野球。リーグ連覇と13年ぶりの日本一を目指す巨人の阿部慎之助監督(45)だが、ストーブリーグの動きが活発だったことで、大きな“難題”に直面している。

 今オフに70億円の大補強を敢行した阿部・巨人。過去最大の補強との声もあるが、結果として“抱え込んだ戦力を有効活用できるのか?”という問題が生じている。

 阿部監督が現状でレギュラーを明言するのはセカンドの吉川尚輝(29)と主砲の岡本和真(28)のみ。その岡本のポジション次第で今季の陣容は大きく変わりそうだ。スポーツ紙デスクが語る。

「岡本はメジャー行きを見据えてレフトで起用のようだが、その場合、外野のポジションが大変なことになる。センターは残留が決定したヘルナンデス(30)でほぼ確定。レフトは岡本の控えに5年目の秋広優人(22)、プロで一、二を争う守備範囲を誇る佐々木俊輔(25)、昨季西武からトレードで加入した若林楽人(26)がいる。さらに過酷なのがライト。丸佳浩(35)が本命視されていたが、阿部監督は3年目の浅野翔吾(20)と競わせたいようです。ほかにもオコエ瑠偉(27)や六大学の三冠王になった萩尾匡也(24)にもチャンスがある。現時点で外野のレギュラー候補が9人。実績十分の丸が弾き出される可能性もある」

 阿部監督は元日のスポーツ報知のインタビューで、〈(岡本の守備位置は)サードかレフトかな。勇人(坂本)とかがサードで元気だったらレフトが和真になるだろうし〉と坂本勇人(36)のサード起用をほのめかした。

「サードにはただでさえ中山礼都(22)と新人の荒巻悠(22)という若手のライバルがいます。岡本がサードに回る場合、坂本は窮地に陥る。

 坂本をファーストに回すプランもあり得ますが、阿部監督は3Aでトリプルスリーを達成した新助っ人のキャベッジ(27)をファーストに固定し、5番を打たせる構想が頭にある。昨季はレギュラー確定宣言をされた坂本ですが、今季のポジション争いでは一気に負け組の可能性がある」(同前)

FA加入・甲斐の居場所は?

 さらに飽和状態なのが、扇の要である捕手だ。FAでホークスから獲得した甲斐拓也(32)に加えて、岸田行倫(28)、小林誠司(35)、大城卓三(31)、若手の山瀬慎之助(23)らが鎬を削る。阿部監督は「理想は甲斐を固定」と三顧の礼で迎えるが、V9時代にエースのジョーと呼ばれた城之内邦雄氏はこう語る。

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