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《フジテレビ騒動の余波》ゆうちゃみはもはや“CM女王”、近藤真彦のチャーミングさが高評価…ACジャパンのCMタレントたちの好感度が爆上がり中

NEWSポストセブン / 2025年2月7日 16時15分

ACジャパンのCMに出演するタレントたちに注目度が高まっている

 フジテレビでは一連の問題を受けてCM差し替えが相次いでいるが、一方で注目度が高まっているのが、ACジャパンのCMに出演するタレントたちだ。放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、そんなCMタレントたちについて綴る。

“らしさ満載”のはイメージアップにつながっています

 いま、フジテレビの番組を見ていて絶句してしまうのは、CMの大半が「ACジャパン」と長めの番組告知に差し替わっていることです。何本かに1本、美容外科や法律事務所などのCMが入るだけ。

「ACジャパン」とは「広告を通じてさまざまな提言を発信し、住みよい市民社会の実現を目指す民間の団体」で、現在放送中のCMの最後には「気づきを、動きへ。」と記されています。

 今年になってフジテレビは2度の記者会見、社員への説明会、臨時取締役会などを開催し、新たな人事を発表しても広告主のCM取りやめの動きは止まらず。1月30日、林芳正官房長官(64才)は内閣府による政府広報など4件の広告に対して「フジテレビへの出稿を見合わせる」と記者会見で明らかになさいました。

 同日には、主催していた「日本大相撲トーナメント」(2月9日、東京・両国国技館)の放送を取りやめることをフジテレビのホームページで発表。これまでに複数社が協賛を辞退していたためで、興行は一部内容を変更して実施する予定だとか。1977年から始まり今年で49回目の歴史を誇る「~トーナメント」にまで影響が出てしまいました。

 CM関連では、私が長年審査員をさせていただいている『フジサンケイグループ広告大賞』の中止も決まりました。今年で54回目だった歴史あるCMコンテストで、受賞対象は広告主。つまりフジテレビをトップに系列のラジオ局や出版社などに出稿している企業そのものが表彰されるため、贈賞式やパーティーでは両者のよき関係を垣間見ることができたものです。なので、個人的に「中止」はとても残念ですが、いまの状況では仕方がありません。

 こうした影響は系列の地方局にも出ていて、損失額が拡大していく可能性も……。本当に大変なことになりました。

 そんな中、先日お目にかかったギャルトレンドに詳しい業界人男性が言っていらしたのが、「ゆうちゃみ(23才)の好感度爆上がり中だよね。もはやCM女王」。彼女が出演している「ACジャパン」のCMがまさに“CM女王”レベルの放送回数を誇っているからです。

『ゆうちゃみの3日ぶん』という全国キャンペーンで、災害が起きたときに持ち出せる避難用バッグの中身を紹介するもの。バッグからキャンディーとようかんを取り出し、「スイーツ系はマストで!」と。さらにヘルメットや500ml入りペットボトルの水6本などを紹介し、「だいたい3日分ぐらいは持ち出したいですよね」と話した後、「あなたは何を持っていく?」という、ゆうちゃみさんの呼びかけで締めくくられます。バラエティーや情報番組で見ない日はない彼女の“らしさ満載”の同CMは、確かにイメージアップにつながっています。

制作は有名な広告代理店などが担当している

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