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愛子さま、佳子さま“結婚後も皇族としての身分保持”案の高いハードル 配偶者や子供も“皇族並みの行動制限”、事実上“女性皇族に未婚を強制”という事態は不可避

NEWSポストセブン / 2025年2月8日 7時15分

 そうした歪で不自由な暮らしを強いられるなら、女性皇族と結婚しようとする男性はおのずと限られ、愛子さまや佳子さま自身も、不自然な環境のもとで生きていかなくてはならない夫や子供を持つことに、抵抗感を覚えられても仕方ない。

 一方で、夫と子供に皇族の身分を与える案に対しては、「母方から天皇の血を引く『女系天皇』の容認につながりかねない」として、保守層の反対の声が大きい。

「このまま国会で議論が進んでいくと、女性皇族は“生涯皇族”となり、結婚後に身分が変わるという男女不平等からは解放されますが、事実上、結婚という選択肢が選びにくくなる。“未婚の強制”という事態は避けられないでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 衆参両院の協議では、旧宮家の男系男子が養子として皇族に復帰する案も検討されているが、抜本的解決にはならない。菅野さんが続ける。

「養子の制度を新設し無理に男系男子で皇位をつなぐより、性別を問わず親子で自然に継承していく方が、国民世論に沿い、女性皇族の“生きづらさ”も軽減することができるはずです」

 女性皇族の無言の声に耳を傾けなければならない。

※女性セブン2025年2月20・27日号

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