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発音が……「Siri」に“無視”されないための「英語習慣4」

プレジデントオンライン / 2016年4月9日 10時15分

■留学・スクールなしでも英語上達は可能!

日本国内で英語(英会話)を勉強していても、日常生活で英語を使う機会はめったにない。そんな人がほとんどでしょう。仕事で英語を使わない、外国人の友達はいない。となれば、英語に触れる機会はほとんどない。これでは英語の上達はそれほど望めません。

とはいえ、上達している人はしている。

例えば、「TOEIC900点超ホルダー」たち。実は、私も以前はTOEICスコアが500点台でしたが、その後、語学留学を一切せず独学のみでTOEIC950点を獲得しました。英語勉強仲間を見ていると、めきめき上達する人ほど日常生活に英語を取り入れていることがわかりました。ちょっとした工夫が、留学など大きなお金を費やさずとも英語上達する鍵となるのです。

では、具体的にどうやって採り入れるのか? 今回はそのコツをまとめてみました。

習慣1【何でも英語で言ってみる】

毎日当たり前にしていることを、英語でも言えるかどうか確かめてみましょう。例えば、

早起きする:get up early
電車通勤:commute by train
仕事を頑張る:work hard

このように普段していることを英語で言おうとすると意外と言えないもの。英会話の参考書でいつか使うかもしれないフレーズを覚えるのももちろん大事ですが、英語を日常に取り入れるためには、日常でしていることを英語で考えてみてください。

身の回りにあるものを英語で何と言うか考えてみるのもおすすめです。例えば、仕事道具をちゃんと英語で言えますか?

ノートパソコン:laptop
資料作成:create a document
ホッチキス:stapler

■なぜ、Siriはあなたの英語に無反応か?

習慣2【海外版2ちゃんねる『4ちゃん』を読む】

日本では知らぬ者がいない巨大掲示板2ちゃんねる(通称2ちゃん)ですが、これには海外版『4ちゃん』があるのを知っていますか? 2ちゃんと同じく、スレッドを立てて特定のテーマについて匿名で書き込みができるというものです。

ここでのコミュニケーションは、英語スラングのオンパレード。教科書では学べないけどネイティブがよく使う表現が山のように登場します。

OMG
ASAP
Yep

など、1つずつググッて意味を調べてみると、とても勉強になります。また、英語圏で流行っていることも分かるので、もしかしたらビジネスのヒントになるかもしれません。

私も、たまに気が向いたら

Hey, I'm Japanese. Ask me anything.(やぁ、日本人だけど質問ある?)

と書き込んでいます。すると、日本で流行っていることや人気のアニメ・マンガのことで話が盛り上がります。英語はコミュニケーションを取るために必要ですから、自然とモチベーションが上がります。2ちゃんは敬遠する人でも、4ちゃんなら肩肘張らずに英語に触れられます。

習慣3【iPhoneのSiriで英語の発音チェック】

iPhoneをお持ちの方の多くはSiriを知っていると思います。デフォルト設定では日本語になっていますが、設定からSiriを英語設定にすることで、自分の英語の発音がネイティブに通じるかどうかを試すことができます。

使い方はカンタン。iPhoneに向かって「Hey Siri.」と話しかけるだけです。これでSiriが反応してくれたら、あなたの発音はネイティブが聞いても問題ない、ということです。

子どもの遊びじゃあるまいし、と思うかもしれませんが、やってみるとこれが意外と難しいもの。特にSiriのriの音、Rの発音が日本人にとっては難しいようで、ら行と同じ感覚で言っても反応してくれません。

話しかけたのにリアクションしてくれないのは、ちょっと寂しい気分になります(笑)。Rの音は、口をいーっと横に広げながら発音すると英語の音に近づきやすいです。

話しかける内容は特別なことでなくても大丈夫です。ふつうに会話する気分で話しかけてみてください。

Hey Siri. How are you?(ねぇSiri、調子どう?)
Hey Siri. Is it rainy today(ねぇSiri、今日って雨かな?)
Hey Siri, punch me.(ねぇSiri、パンチしてよ)

それぞれの質問にSiriがどういう返事をするのか、やってみると面白いものです。iPhoneがあればいつでもできるので、休憩時間や休日に遊んでみてください。

■映画を「英語字幕」で見ていいフレーズを盗む

習慣4【洋画や海外ドラマを英語字幕で観る】

誰でもお気に入りの洋画や海外ドラマ作品があるでしょう。何でもいいので、ひとつの作品を「じっくり何度も」観ましょう。英語字幕で。登場人物のセリフを英語字幕で見ると、耳ではよく聞き取れなかった単語がわかることがあります。すでに観たことがある作品であれば、ストーリーやおおよそのセリフはもう頭に入っているはず。だから、「英語では何て言っているんだろう?」と考えながら見直すのです。

私もずっとこの勉強法をしていますが、どの作品でも「ああ、こんなシンプルな英語で伝えられるのか!」と驚きます。映画のセリフはとてもよく練られているので、そのまま仕事やプライベートなどで真似してしまいたいお手本の英文フレーズが満載です。自分が予想していたよりも、ずっと洗練された言い方をしていることが多くあります。

映画を見ながら自分の耳で聞いた単語と字幕の単語がどれくらい合っているか、はずれているかを確認してみてください。この「ずれ」の修正回数が多くなるほどに、英会話で使えるフレーズが自分の中にストックされていくはず。

(英語学習の情報ポータルサイト『English Hacker』編集長 佐々木 真)

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