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「母親を早くNYへ呼び寄せたい?」嫁姑問題が勃発したとき、小室圭さんはどちらの味方をするのか

プレジデントオンライン / 2022年8月12日 17時15分

赤坂御用地を出る、秋篠宮家の長女眞子さまとの婚約が内定した小室圭さんの母佳代さん=2017年9月3日、東京都港区(写真=時事通信フォト)

■「フーテン族」を思わせる装いで受験会場へ

君は小室圭さんの受験会場へ行くときの服装を見たか?

7月26、27日に試験会場の周りには、小室さんを撮ろうと、パパラッチに交じって、日本人も多く集まっていたという。

「『ラルフローレン』のボタンダウンシャツにカーキ色の半ズボンと青のスニーカーを合わせた“アメリカンカジュアル”な装い。驚いたのは、試験の2日目もまったく同じ服装だったことですね」(皇室担当記者=週刊女性8月16日号)

私はファッションについてあれこれいう資格もセンスもないが、短いズボンから出ている生足をスニーカーに突っ込んでいる姿は、30歳にもなる大人のセンスとはとても思えない。

何も、元皇族の夫君だから、どこへ行くのにも正装をというのではないが、私はこの姿を見て、1960年代に流行した「フーテン族」という言葉を思い出した。

ましてや、眞子さんとのこれからの生活を左右する大事な試験に臨むというのに、緊張感というものが感じられないのはどうしたことだろう。

「男三十にして立つ」などという古めかしいことをいうつもりもないが、遅れてきたヒッピーのように見える。ルーズな服装とメリハリのない生き方がニューヨーク風だと勘違いしているのではないか。

■「本当の家」は家賃80万円ではなく…

合格率は低いといわれる再々受験だが、マスクから覗いている表情からは、成功裏に終わったのかどうかは伺えなかったようだ。

結果発表は10月下旬だという。ニューヨークの秋はきれいだが、20日を過ぎれば冬かと思うほど寒い日がある。朗報が届き、心も体も温まることになるのか、季節外れの桜が再び散るのだろうか。

私のような小心者は、合否が分かるまでの日々は、不安で圧し潰されそうになるだろうが、小室圭という人は、自らも鈍感だといっているように、そうしたことに振り回されたり、あれこれと悩んだりはしないタイプのようだ。

しかし、何度も繰り返して申し訳ないが、2人が暮らすマンハッタンのマンションの家賃は諸説あるが、週刊女性によれば、「“本当の家”は同じ区画にある15年前に建てられた別のマンションで、現在の家賃は日本円でおよそ月60万円前後。海外メディアが報じていたマンションより20万円ほど安い。ほとんどの部屋に洗濯機が置けない仕様なので“割安”なんです」(在米日本人)という。

■弁護士になっても、持参金があっても足りないだろう

何やら侘(わび)しさが漂ってくるが、それでも年に家賃だけで700~800万円は消えてしまう。もし、小室圭さんが弁護士資格を取り、年収2000万円をもらうことになったとしても、“豊かさ”を実感できるほどの金額ではないと思う。

そういうと、眞子さんの“持参金”があるではないかという話になるが、考えてみたらいい。高額な家賃、物価高、子どもができれば出産費用、子育て、共働きなら保育園に入れなくてはいけない。2人産んだとして、その子たちが大学を卒業するまでにどれぐらいの費用がかかるか。

1億円といわれる持参金は、私のような貧乏サラリーマンの子せがれは見たこともないが、これから何十年も暮らしていくためには十分な額ではない。

かといって、株やFXに投資して何倍にも増やす勇気もなければ、できるだけ目減りを減らしたいと思うのが常人の考え方であろう。

だが、この2人にはそういう考えはないと見ているのは女性自身(8月16日号)。10月には更新時期を迎えるため、「いまより1部屋多い物件」を探しているというのだ。

■異常な物価高での引っ越し、さらには子どもまで…

「渡米前、夫妻は高級住宅地・アッパーウエストサイドの2ベッドルームの物件での生活を計画していました。しかし、小室さんが試験に落ちてしまったため、急きょランクを落とし、いまの物件で新生活をスタートしたのです。

『収入もないのに、なぜそんなマンションに住めるのか』という、疑念を抱かれるのを避けるためだったのでしょう」(NY在住のジャーナリスト)

状況が変わっていないというより、異常な物価高という中にありながら、子どもが生まれてくるということもあるのかもしれないが、さらに高い家賃を払うという2人の考えは、私にはまったく理解できない。

女性自身によれば、

「眞子さんは、当初予定していたアッパーウエストサイドの物件もしくは同クラスの物件への転居を希望しています。

それらのマンションの家賃は米国内での物価上昇のために値上がりを続けており、現在は6千600ドル、日本円で90万円近くします。

昨年10月のころの家賃が40万円ほどでしたから、円安が進んだためもあるとはいえ、倍以上ということになりますね。眞子さんが、その家賃でも当面は生活ができる資金を持っているということでしょう」(先のジャーナリスト)

当面は家賃100万円でもやっていけるのだろうが、人生はまだまだ嫌というほど続いていくのだ。カネがなくなったから人生もお終いというわけにはいかない。子どもがいればなおさらである。

■社交の場で「元皇族の方とは思えません」

女性自身が「眞子さん、NY永住決意」と推測する根拠として挙げているのが、NYの日本人社交界に眞子さんがデビューしたという日系企業の経営者の話だった。

「ある旧財閥系企業グループの支社長や幹部駐在員の妻たちは定期的に会合を開いています。

その夫人定例会はこの7月にも開催されたのですが、その会に眞子さんも出席したのです」

小室夫妻が渡米したころから、日本領事館から有力な現地の日本人たちに、「夫妻のことをフォローしてあげてください」と極秘に要請があったそうだ。

そういったこともあり、定例会は眞子さんにも案内状を出していた。そしてついに眞子さんが現れたというのである。

「会場は市内の一流レストランで、案内状には“フォーマルな服装で”と明記されていました。しかし当日の眞子さんの服装は、タートルネックのサマーニットにカジュアルなロングスカートで、出席者のなかでもかなり浮いてしまったのだそうです」(日系企業経営者)

クリスマス ディナー
写真=iStock.com/Boris_Kuznets
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Boris_Kuznets

アクセサリーもなく、出席者の中には散会後に、「元皇族の方とは思えません」と口にする女性までいたという。

しかし、それまで日本人の女性が集まる会合には出ないと思われていた眞子さんが、意を決して出席した背景に、「小室さんの3度目の試験の合否にかかわらず、眞子さんがNYでの永住を決断したのではないか」(NY在住のジャーナリスト)という見方が出ているというのである。

■女性セブンは「佳代さんをNYに呼ぶ」と報道

高くなってもいいから、1部屋多い物件を探しているという情報と重ね合わせると、少なくとも子どもが成人するまでは、この国に住み続けるという決断を2人がしたと考えるのは、頷けるところではある。

そうなれば共稼ぎであろう。だが、子どもが生まれてもベビーシッターを雇う余裕はないだろう。そこで浮上してくるのが、小室圭さんの母親の佳代さんの登場である。

間のいいことにといっては失礼になるが、最近、佳代さんの身辺に不穏なことが起こり、一日でも早く日本を出たいという気持ちが切実になっていると、女性セブン(8月18日・25日号)が報じている。

この夏前ごろのことだったという。

「憔悴した様子の佳代さんが、“脅迫被害を受けた”と警察に訴えたのです」(警察庁関係者)

これまで経験したことがないほど深刻な身の危険を感じたというのだ。金銭トラブルなどの解決にあたった弁護士に相談したようだが、今回は警察の力を借りるべきだと判断したようだ。

脅迫の詳しい内容は分からないが、インターネット上の誹謗中傷とは比較にならないほど深刻で、警察も捜査を始め、佳代さんも家に閉じこもるようになってしまったという。

だが、ある程度、脅迫の実態を探る手掛かりになる事件が、その前後で起きていたのである。

■包丁を送った男は名指しで皇族を批判

宮内庁宛てに20本以上の包丁が送り付けられていたというのだ。警察は20代の男を威力業務妨害容疑で逮捕した。

「添えられていた手紙の内容は支離滅裂でしたが、『偽物貴族』『なりすまし』などといった言葉で特定の皇族を名指しで批判する部分がありました。なかには紀子さまや悠仁さまを想起させるような一節もあったそうです」(宮内庁関係者)

おそらくこれは、小室圭さんや眞子さんを含めた秋篠宮家への嫌がらせに違いない。そうした流れの中で、佳代さんへも脅迫の刃が向かったのだろうか。

警察は十分立件可能だと判断して、佳代さんに被害届を提出するようすすめたというが、彼女はためらったそうだ。

女性セブンは、「佳代さんには『自分が何かアクションを起こすことで、眞子さんに迷惑をかけたくない』という強い意向がある」(警察庁関係者)と見ているようだが、真偽のほどは分からない。

しかし、この話を聞いた眞子さんがいたく心配したであろうことは想像できる。

「もともと小室さん夫婦は、生活が落ちついたら佳代さんをニューヨークに呼ぶつもりでいたといいます。しかし事態を聞いた眞子さんが『早く日本から出た方がいい』と血相を変えたのでしょう」(在米ジャーナリスト)

■“一卵性母子”と眞子さんはうまくやっていけるのか

佳代さんにとっては渡りに船である。

「佳代さんはもともと海外でのセレブ生活に憧れていました。今回、日本からアメリカの眞子さんに本気の“ヘルプ”を求めたことにより、図らずもマンハッタンで生活するという夢が叶うことになるかもしれない」(皇室ジャーナリスト)

しかし待ってほしい。佳代さんが一緒に暮らしているという高齢の父親はどうするのか。一緒に渡米というわけにはいくまい。

それに、母親が来ることで、小室夫妻が負担する毎月の生活費が格段に増えることになりはしないか。眞子さんと佳代さんはしょせん他人同士。一緒に暮らしたこともない。近い将来、どこかで2人が衝突しないとも限らない。

洒落たレストランでの食事、一流デパートでのショッピング、観劇やコンサート。カネさえあれば、こんなに面白い街はない。

NY生活を楽しもうとする母親を、圭さんがたしなめることはできまい。何しろ一卵性母子なのだから。

必然的に眞子さんが嫌味の一つもいうことになる。嫁姑関係が悪化するのは、夫が母親側につくからである。小室家はまさにその典型な家庭になるはずだ。

眞子さんの波乱多き人生は、第2幕を迎えようとしている。

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元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任する。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『編集者の教室』(徳間書店)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、近著に『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。

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(ジャーナリスト 元木 昌彦)

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